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ひとりぼっち惑星

作者: 暁

ひとりぼっち惑星というアプリに投稿する用で作りました。

私、かんな。14さい、女の子

今、惑星ニルナという所からこの声を地球に向けて電波送信装置というものを使って送っています。この声が地球に届くまでには150年もかかるそうです。だからこの声が君に届く頃には私はこの世からいなくなってるね。


今の地球は昔、核戦争が勃発した当時より生活、生産、文明とか何もかもが修復・発展していると聞きます。私もこんな身体じゃなかったら1度くらい地球に行ってみたかったな。

でも、私たちが住んでいる惑星ニルナも政府の人達の努力が実って惑星の表面を覆う厚い膜からでなければ人が普通に生活していける豊かな星に変わりました。

今この声を聴いている君、冷凍永眠装置を使っての宇宙旅行にリスクが付き物なのは分かっているけど、こんな私が生きていられるこの星までよかったら皆で遊びに来てみてよ。

さて。私が生まれたのは惑星ニルナに向かっていた移民船アースナルという船体の中でした。母は私を産む時出血が酷く大量の輸血をしたそうです。その血液の中に菌が入っていたようで私は感染病にかかってしまいました。母も感染病にかかり私を産んで数ヶ月で亡くなったそうです。今私が生きていられるのは現代の医療が発達しているおかげです。でも完璧な医療などないのです。定期的にお医者様が来訪して検査とかをするんだけど、この前ついに余命宣告をされました。別に悲しくなんかありません、それよりもよく頑張ってくれたねと体に言ってあげたいくらいです。でもやっぱり悔しさだけはあります。私も恋をいうものをして結婚してその人に見守られながら天国に行きたかったな…

その反面物心つく頃にはいなかったお母さんにもうすぐ会えると思うと悔しさも薄れるような気がします。


今このこえを聞いている君へ。

たくましく生きてね!人生を簡単に諦めちゃダメだよ。

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