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十月
『電球』が運動会を開きました。さて、どうなったでしょうか?
答え
「おーっと、走者一斉に”てんとう”。」
-十五話-
ドラゴン。
その息吹は、生きとし生けるものを滅ぼすという。
赤い竜は火を。
青い竜は雷を。
黒い竜は強酸を。
そして、緑の竜は・・・
「運動会をテーマに一言、何か面白いこと言って。」
「ちょっ、えーっと、位置につけ、さもないと撃つぞ!」
「いいね、続けて。」
「動くな!、今のは威嚇射撃だ。」
「いいよ、いいよ、もうひと声。」
「両手を頭の後ろに回して地面に膝をつける運動・・・って、何を言わせるの。」
「ん、神無月を確かめたくなってね。」
「ああ、ネタの神様が降り・・・ってことは、何を期待してたの!」
息をするように毒を吐く。
ネタの神様はいつになったら降りてきてくれるのでしょうか・・・。
いや、今回のも捨てたものじゃないとは思うのですけども。
読者様は神様です。
お客様の中に、緑竜さんの読者様はいらっしゃいませんかー。
・・・くすん、神様はきっとみてくれているもん。
追伸
短編も見てみてくれると嬉しいです。ほのぼのショートショートコメディです。