九月
「大砲で月まで行けるらしいよ。」
「マスドライバー?」
「なんかアームストロングって。」
「せめてジュール・ベルヌであってほしかったなあ。」
ウサギ小屋を見に行こう、ほらあそこまで。
-十二話-
ドラゴン。
その息吹は、生きとし生けるものを滅ぼすという。
赤い竜は火を。
青い竜は雷を。
黒い竜は強酸を。
そして、緑の竜は・・・
「そのお団子は、お月さまにそなえてるの?」
「いや、君の襲来に。」
息をするように毒を吐く。
-十三話-
ドラゴン。
その息吹は、生きとし生けるものを滅ぼすという。
赤い竜は火を。
青い竜は雷を。
黒い竜は強酸を。
そして、緑の竜は・・・
「私も料理を持ってきた。」
「どれどれ。」
「どう?」
「この料理が日の目を見ることは、もう無いだろうね。」
息をするように毒を吐く。
-十四話-
ドラゴン。
その息吹は、生きとし生けるものを滅ぼすという。
赤い竜は火を。
青い竜は雷を。
黒い竜は強酸を。
そして、緑の竜は・・・
「月がきれいですね。」
「いちいち確かめなくても、月の無い夜に襲撃しないからっ!」
息をするように毒を吐く。
十四話の落ちの意味は、わかりましたか?
これでもほめているんですよ。
みたよー、の一言でも嬉しいです、かまってください・・・。
追伸
短編も見てみてくれると嬉しいです。ほのぼのショートショートコメディです。