六月
「雨にけぶるあじさいを見に行かない?」
「梅雨をダシにお誘い?」
「僕の気持ちを to you なんちゃって。」
「あじさいの花言葉は知ってる?」
というわけで、テーマは『梅雨』です。
-七話-
ドラゴン。
その息吹は、生きとし生けるものを滅ぼすという。
赤い竜は火を。
青い竜は雷を。
黒い竜は強酸を。
そして、緑の竜は・・・
「プリン買ってきて。」
「雨が降ってきそうなんだけど。」
「はーはっは!そいつにうたれたくなければ、せいぜい本気で走ってみるんだな、ほらほら走れ走れ!!」
「ここどこの国境線!」
息をするように毒を吐く。
-八話-
ドラゴン。
その息吹は、生きとし生けるものを滅ぼすという。
赤い竜は火を。
青い竜は雷を。
黒い竜は強酸を。
そして、緑の竜は・・・
「頼まれて買い出しに行ったのに、締め出さないで!」
「いやー、つい存在を忘れてしまったんだ。」
「雨が降っているのに忘れられたのか・・・。」
「ああ、つまり君の存在は、傘のずっと下だったということになるね。」
息をするように毒を吐く。
みたよー、の一言でも嬉しいです、感想お願いします。
かまってください・・・。
追伸
短編も見てみてくれると嬉しいです。ほのぼのショートショートコメディです。