激突兄妹ペア
駿たちは屋敷の前にたどり着いた
そこまで何もなかった
不気味なほどに
「駿さん、入って大丈夫なんですかね」
「入るしかないだろ」
恐る恐る入ると床から呪文が浮かび上がってきた
みんなバラバラに転送された
そのうち楓と佐恵は一緒だった
「いてて…佐恵、大丈夫か」
「大丈夫。楓は」
「これくらい大丈夫だけど…他のみんなはバラバラになってしまったな」
カツッカツッ
チリンッ
「仲がいいのね…うざいくらいに」
「そうだね、佐恵は新しい兄がいるみたいだね」
「兎紗弥…」
「兄貴…」
「どうも、"卯月 兎紗弥"です。序列4位」
「改めて、"如月 桜蘭"と申します。序列5位」
二人とも苗字が変わっていて上位にいたことを知らなかった
「嘘だろ…苗字が変わっていて気が付かなかった…でも確かに実力は…」
「私たちは、零様からいただいた守護神によって苗字が変わったのよ。そして序列上位になったとき私たちは海外に行っていうことにしたのよ。雫だったかしら、あの子の手紙もうんざりしていたわ」
「確かにね、よく俺たち宛てに来ては兎紗弥読まずに燃やしていたね。あの人は自分よりも序列が上の者に対してなっていないから協力なんてする気にならなかったね」
「よく…笑顔でそんなことを…いつも人助けしていたやつの発言とは思えないな!」
「なんだ、この獣のような娘は。お前は桜蘭を見捨てたくせに何が言える。こいつはな病にかかっていたんだ。18になる前に本当は死ぬはずだったこいつを助けたのは私だ。」
「兎紗弥、あの魔術を使いこなしたのか!?わが家に仕えるものは誰もいなかった」
「天才だからな。お前と違って。桜蘭はこれで長く生きることができるのよ。そして零様から頂いた守護神によってさらに強くなった私たちを越えることができるのかしら」
「無理だとは思うけど、暇つぶしに遊んであげるよ。佐恵、全力で来なさい」
二人からは殺意のオーラしかなかった
そして今までの恨みが現れていた
それに対抗するにはどうしたらいいのかわからなくなっていた




