観客席にて
観客席から
「勝っちゃったーねー」
「興味ないような言い方しないの、兎紗弥」
「えー、桜蘭こそ興味なさそうなのに」
大きな少年と小さな少女が一緒に見ていた
その隣には
「椿、そろそろ行けよ」
「承知しております」
「へー。全然そんな風には見えないけどね。彼がそんなに大きな存在だったんだ」
「まぁ…昔付き合っていましたし、それに私は死んだことになっています」
「だから、生きていることを証明させ、決別しなければいけない。あの人に俺らはそういわれたんだ」
「はい。後ほど参ります」
「椿、大丈夫だから。僕たちがいるから」
「ありがとうございます」
そのまた隣には
「えー、ちょうつまんねー」
「あいつ、変わってねーし」
「あんなのすぐ終わるし、なーんか期待して損した感じー」
「俺ら二人だけでもいけんじゃね?」
「あー!それ思ったわー」
意気揚々としている双子ちゃんはいつも通りでした
「ぁ、そうそう、兎紗弥の兄貴って強いの?」
「んー…そうでもないよ。呪文を唱えるの遅いし。」
「まぁ、確かにさっきの見てればそうよね~んじゃ、柊の姉貴は?」
「たいしたことないよ。というか、口の悪さどうにかならないんですか」
「うっせーな。これがあ・た・し」
双子の妹のほうは口が悪く兄も悪い
それをいつも柊は嫌がっていた
「ぁ、どうしたの?色葉」
色葉は兎紗弥の守護神である
兎であり、普段も兎の姿でいる
「そろそろ引き上げてくださいとのことです」
「わかった。桜蘭、行こう」
「はい」
桜蘭は兎紗弥を肩に乗せていった
「じゃ、僕も行くね。椿は先に行ってくるといいよ」
「ええ、では伝えておいてください」
「はいはい」
「んじゃ、俺らも行きますか」
「そうね~つまんなかったし」
そういってお面をつけた集団は帰っていった




