着々
その夜には…
兎紗弥はあの人に会っていた
そして、大きな少年も一緒だった
「兎紗弥、どうだった?」
「大したことないわ。むしろあの程度しか成長してないなんて失望したわ」
「たしかにそうでしたね。」
「やはりそうだろ。まぁ、そこの心配はないか。ならば次に移行するぞ。巫女の知らないところで役者はそろい始めているんだよ」
兎紗弥と少年は次の計画に移行するため先に戻っていた
少女はというと
あの和風な女の子のところに行っていた
「お待ちしておりました」
「あぁ、結界はどうなっている」
「はい、第一結界は破壊いたしました。ですが、巫女が試合のフィールを展開しているときしかできないので時間が足りずまだまだかかります。」
「まぁ、いいさ。私と兎紗弥の演算能力を使うが、少しでも時間を短くする必要があるからな。ゆっくりで構わない。どうせこの大会はまだまだ時間がかかるからな」
「かしこまりました」
少女は次に双子のところにいった
「おい、クソガキ共」
「ひど!クソガキじゃないし!」
「こっちはクソガキだが、俺は違う!」
「はいはい。お前らのほうは進んでいるのか。経路の計画はばっちりか」
「もっちろーん。私たちに」
「クリアできないものなんて」
「「ないんでーす!!」」
「仲がいいことで。では、次に移行しろ。」
「「らじゃらじゃ!!」」
にぎやかな双子はおいて最後におとなしい少年のもとへといった
「どうだ。完成しているか」
「んーあと少し。微調整してる」
「そうか、まぁ焦ることはない」
「うん。ほかにも作ってるから」
「頼んだぞ」
機械をいじるのが好きな少年はひとりでもくもくと造っていた
そしてすべてを見に終えた少女は帰っていった
1人夜の月を見ながら
「われら代々の思いが遂げられようとしている。あいつらには裁きが必要だ。我々を侮辱した罪を受けるがよい。巫女よ、お前には特にな」
赤い目が不気味に光りながら闇へと消えていった




