勝利
俺は見ることしかできなかった
駿さんが押していた
さすが序列10位だと思った
「悠斗!ここは任せろ!早く探しにいけ!」
「ぁ、はい!」
俺は急いで探しにいった
駿さんはやっぱすごいや
自分の無力さを痛感させられる
悔しい気持ちでいっぱいだけど必死に探しにいった
今自分はどんな顔してんだろうな
「ぁ!はーる!」
「うわぁ!夏希か」
「見てみて!!!」
両手でがっちり捕まえている白いものが見えた
まさに今回のお題である
「うーさーぎー!」
「いつの間に!」
「んと、そこで寝てたから捕まえてみた!」
『そこまで!』
放送によって終了し、巫女姫様が作りあげたフィールドからもとの場所に戻された
今回はこの馬鹿に助けられた
俺もこいつみたいにのほほんとしていられたらな
いやいや、こんなやつと同じは嫌だ
「駿、お疲れ様」
「あぁ、楓そっちはどうだった」
「たいしたことはなかったよ」
二人は傷一つもなかった
それにつかれているような様子はなかった
香織さんと佐恵は少し疲れているようだった
瑠奈の姿がなかった
「瑠奈は?」
「ここだーよ!」
後ろから飛びかかってきた
小さくて気がつかなかった
すいません…
「ほんとにもー!けど、お疲れ様!」
「あぁ、ありがと」
「夏希って運がいいよねー」
「それは俺も同感だ」
俺たち二人はつくづく夏希の運のよさに感心していた
「ま、とりあえず!勝ててよかったー!」
「そうだな!」
とりあえず、自分の無力さを感じた
もっと強くならないとだめだな




