4人
「いたぞ!あいつをしとめる」
「ぁー…めんどくさいんだけど」
駿は予想した通りだった
四人は駿を囲むような位置にいた
「お前は絶対に倒してやる」
「はいはい」
駿は目をつぶったまま相手の攻撃をよけていた
短剣や長剣、魔法使いもいるのに全く動じていなかった
むしろ、楽しんでいるようにも見えた
「おい!そっちに回れ!」
「はい!」
相手がどんなに殺意を持っていようが駿にはかなわなかった
駿はまだ何もしていないのに相手はへばっていた
これが序列の差だった
「あ?もぅ終わりか。代表のくせにだらしねーな。」
「黙れ!お前なんか何もしないで出場したくせに!」
「そうだ!俺たちの苦労なんてお前にわかるものか!」
「少なくともお前らの何倍も努力して今この序列なんですけどね」
駿は嘲笑って目を開けた
目を見た4人は恐怖を感じた
そして自分たちよりも強い殺意を感じた
「あー、逃げれると思ったか。」
「ぉ、お前なんか!」
むきになって突っ込んできた一人を駿は冷静に胸にあるクリスタルをめがけて撃った
命中し、破壊された相手は駿のところにたどり着く前に退場させられた
「な、こいつマジでやばい」
「次は…誰かな」
仲間には絶対見せられないと思いながら残りの三人をボコボコにした駿さんはすごかった
終わったあとは急いで本命である敵に向かっていった
「あーだる。」
相変わらずだるそうなのに変わりはありませんでした