駿さんのお陰
宿舎について俺たちは男女別々の部屋であった
が、すぐ隣であった
まぁ何かあったときにすぐかけつけるからいいけどな
「悠斗~夜這いなんかすんなよー」
「いや、俺より駿さんのほうが心配なんですけど!」
「こらこら、二人ともケンカしない」
楓さんいつもすいません…
て、駿さんもう寝てるし!
これから歓迎パーティなのにおいていこ
楓さんと二人でいくから
「楓、あとで起こしてくれ~」
「はいはい」
楓さん…お母さんだよね…うん、怒られる
はぁ、まぁ俺も疲れたし寝たいのはやまやまだけど
さすがにそうはいかない
銃の手入れをしっかりしておかないとな
弾丸もしっかり補充しておくか
なくなっても魔弾を打てばいいが
俺は比較的魔力が少ない
補給をしていてもあまり何発もうてるわけじゃない
楓さんみたいに多く魔力があればな
「楓さん、そういえばどうして俺たちは予選通過だったんですか?」
「ん?あぁ、悠斗は知らないよね。駿の序列が10位だから無条件でokなんだよ」
ん?そんなことでいいわけ??
「だから、俺たちは普通に予選通過しててほかの枠はきょう決定して明日すぐに来るらしいよ」
「ハードスケジュールですね;」
「ま、俺たちは運がいいってことよ」
なんだか、駿さんのお陰ということが分かったとたん俺は初めて尊敬したのであった