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不思議な体験

夏休みを利用して、友達と大阪に遊びに行くことになった。目的は占い。

よく当たるらしい占いの店に行くのだ。

私はあんまり信じていなかったが、友達は興味津々で断りきれなかった。

占いのお母さんは優しそうな感じの人で、2人について色々と占ってもらった。

そうすると不思議な事に、性格が合うそうだ。正反対の性格を持ってると言われた。磁石のようにくっつくらしい。

結婚に関しても23歳にはするだろうと言われた。私の占いが的中したことになる。

興奮して店を後にした。

あとはブラブラとして帰宅の途についた。


その夜私は久しぶりにまた訓練を始めた。

的中した事に興奮していたのかもしれない。少しずつ波が起きる。

すると手から何かが出ている感じがした。初めてだった。意識を集中して逆のことを考えた。戻れ戻れと…。すると今度は手のひらが暖かくなる。

それを繰り返しすると疲れてしまった。


そんな時、母の体調が悪くなり、試しに手をかざして治るように意識を集中した。しばらくすると手のひらの一部が痛くなり始め、手首から先が冷たくなっていった。すると母の体調が徐々に回復していった。逆に私の体調が悪くなり、横になって回復を待った。

「どうしてあなたがそんなことできるの?」母にそう聞かれたが、よくわからないと答えるしかなかった。実際、やってみるまで効くかどうかわからなかったからだ。

それからは頭痛がしたり、腹痛が起きるたび私が念じて治していった。

この力は友達にも言わなかった。

何故か言わないほうがいい気がしたのだ。


それから暫くは力を使うことが多く、徐々に効き目が強くなっていく。

自身が体調を崩した時も試しにやってみた。

するとやはり痛みは消えた。が、顔色は悪いまま……。

やりすぎは良くないのかもと控えるようになった。


ある日、突然夢の中で不思議なことが起こった。自分が誰かと話をしている。知らない男性だった。

「……だってよ。聞いてるか?」

「あっ、えっと……はははっ。」

誰だろう〜と思っていたら相手から話しかけられた。

「俺様はお前の前世の人間だ。いや、神だな。」

「はぁ?神…様?」

「そうだった。訳あって人間界に降りてきたんだ。それがどう間違ったか女になって…。」

「じゃあ、友達も?神様だって事?」

「ああ、そうだ。そうだったってのが正解な。」

理解不能なことが多かった。

前世が神様で友人も神様だって。戦う戦士だったらしい。もうこうなると、どうにでもして〜って言いたくなる。

「前世では私はどんな人間、いや、神様だったの?」と聞くと、「そんなの聞いてどうする。死んじまったんだからお前がいるんだろが。」と返された。確かに…死ななければ転生もできない。


「又時々はこうして会える?」

「波長が合えばな。」

そう言って消えていった…。


それからはたまに会う事があった。

様々なことを話した。

そして色々なことを教えてもらった。

今やらなければならないことも。


だが、たかが一高校生がどうやれるのかわからなかった。そんな時夢を見た。



巨大な地震だ。

高速道路も投下し、地盤も割れ、地下水が湧き出ている…。人々は逃げ惑い、泣き叫びオロオロしている。そこに私はいない。

映像としてみているだけだ。

悲惨な現状は見たものしかわからない。

だが、場所がわからなかった。



それから数日後、巨大地震が起こった。

それは外国だった。

ビルが倒壊し、街はパニックになっている。

人々は逃げ惑い怪我をし、ニュースとして映像を流されていた。

だが場所が分かってもどうしようもなかった。行く手段がない。瞬間移動できれば良かったが、私にそんな力はない。

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