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どうして?
2話目、投稿させていただきます!
語彙力不足で色々とアレですが……理解していただけるといいなーと思っております!
「自分のペースで…でもそれとこれとは違わない?」
私は思ったことを素直に言ってしまった。気分を害してないといいが……
「僕は、なんでもゆっくりしていたい。些細な事だって、大きいことだって。」
「そうなんだ。私も、たまにはゆっくりしててもいいかも。」
特に最近は寝坊して走って、急いでばっかりで、心の余裕も落ち着きもなかった。たまにはゆっくり、進むのをやめないと。
私は、気になったことを聞いてみた。
「ねぇ、どうして桜なんて見てるの?なんだか散っていく様子を見ていると、寂しくならない?」
「僕ね、桜は好きだよ。だってね、散って行くのは寂しいけど、その瞬間も、散る前も、今だけの特別な景色だって。儚い っていう言葉が一番似合うと思うんだ〜」
ゆっくりとした口調で、彼は言った。
……ほんとに不思議な人。面白いなー笑