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伊賀の内政・伊勢の黒幕

ということで何とか形にできたので上げることにしました。


ほぼ「」は無いですwボソッとあるぐらいで・・・


そして伊勢の北畠晴具きたばたけはるともさんに催眠暗示掛けた人が出てきますw


そして後半の方には「天の声」さんがw



天文13年(1544年) 7月某日






━━━━平手政秀 齢52 伊賀国 伊賀上野城━━━━



 思ったよりも伊賀国内は酷い有様じゃった。

 ここ数年、梅雨時期は豪雨で作物が倒れ、夏は猛暑となり田畑が干上がる、山の恵みもそんな寒暖差を受け実りも少なかった。

 そんな中での年貢の徴収……、そりゃ~一揆が発生するわな。【そういうことにしておいてw】


 まずは余剰米を向こうから取り寄せて、伊賀の者達に配り5年は無税、6年目から四公六民で実施する旨を触れ回るか。

 その間に、検地に街道整備に灌漑関連も充実させんとな、街道は伊勢関宿から伊賀上野までの大和街道をこれで繋げることが出来るから良かったわい。

 安濃津から美里を経て伊賀上野までの伊賀街道も整備せんとな。

 この二つが整備出来るだけでもかなり変わるであろう、伊勢側の産物が入ってくる、残るは伊賀上野から平城京へ至る、笠置街道かさぎかいどうじゃなぁ~。

 あ、名張側の街道はどうしようかの?大和の宇陀から藤原京、そして越智まで繋げられるか?向こうの国人や地侍共が権益寄越せと言って来そうだし、街道整備は名張で止めておくか。

 いくつか山を削らないと駄目っぽいし……。


「こっそり削るってわけにもいかんだろうしな。夜目効きそうなのが訓練してそうだし……。」


 産物はどうするかじゃな……?牛も育てさせるとして、保存食としても使えそうな漬け物なども作らせて、長期保存できる物を生産させるか?

 そうなると、容れ物が問題じゃが地元民に聴いたところだと、『伊賀焼』なる焼き物があるらしい。

 それを使って織田領内や畿内に広めて、金銭を稼がせるのもよい。

 あとはたしか……、前世の記憶うろ覚え気味になってきたが、『桃』や『茶』なんか確か生産してたよな……?茶作りしている場所があれば、紅茶や黒茶【プーアル茶系】を作らせてみるのも面白そうじゃ。

 一部の山で『渋柿』でも作らせてそれを『干し柿』にし、献上して付加価値付け、出荷量も調整して希少価値も付けさせるのもいいな。

 木地師きじしなどにも伊賀の木々を使ってもらい、漆などは取り寄せて漆器作りや家具製造をしてもらうのも良いだろ。

 あとは温泉があればより効果がありそうなんだが……地元人から聞き出して、街道に直結させて旅館経営させるのも良いな……って、温泉あるのか?


「街道沿いに温泉が湧いていてくれれば旅籠はたご造って、そこを経営させるか。護衛付きで街道案内もありだな。」


 一応、甲賀の者達と六角家ぐらいには書状は出しておくか?いや甲賀だけでいいか……。

 待てよ?最終的には堺の業突張り共の処まで街道は繋ぐつもりだから、奴らにも資金出させるかw

 そうすれば畿内側に東海の産物、東海側に畿内の産物が流れやすく為るから、経済効果高くなるじゃろうな。

 これで近江若狭も手に入れば、北陸の産物も手に入りやすくなる……そうなると、余計に淡海が欲しくなるの~。

 

 そしてそろそろ西も東も気をつけねばな……。武田の信濃侵攻、三好の細川打倒も起こりそうだしな……幕府も口出してきそうだなぁ~。


「余計なことばかりするからな~、足利家と細川家は……」


 そして約三日後、伊賀にて滞在に使っている屋敷に信秀様の文が届いた。


『平手民部大輔政秀に命ずる。

 一家総出で山城は京に赴任し、次の命があるまで京にて治世を行うように。

                        織田中務大輔信秀   』


(´・ω・`) ジー……


((((;゜Д゜)))) 「本気まじですか!?」






その頃、遠くは駿河の国では……


━━━━太原雪斎 駿河国 駿府館 ━━━━


 ようやく、私が天下に打って出ようとした時に……、奴の邪魔さえ入らなければ!

 おのれ!平手民部大輔!!伊勢の北畠を使って尾張を疲弊させようとした矢先に、あの様な事をしてくれるとは……そして西遠江の天領化……憎い、憎いぞ!どこまでも儂の野望を邪魔しおって!

 今川の小倅こせがれは、京に修行に来ておった際に儂の手の内に落とした。あとは邪魔な駒を排すだけであったのが、あの様な事になるとは……。

 だが準備は整った!小倅の御母堂、「寿桂尼じゅけいに」は催眠で洗脳した上で花倉に幽閉したから、余程の事がない限りは問題なかろう。

 奴が尾張、遠江を離れている今が好機!天下を手に入れるのは、平手民部大輔やつではない、この儂だ!目に物を見せてくれるわ!


ククク…、クハハハハハ!






~~~~~~


天の声1『平手政秀による織田家の領地が規定数に到達しました。

     なお遠江は半国なので規定数から除外されます。』

    

天の声2『【検索・混沌カオス情報網ウィキペディア】の副作用が、

     下記の物から以下の物に変わります。

     【副作用一例】

     1)40度に達する知恵熱七日間

     2)死んだほうがマシだ級の地獄の筋肉痛七日間

     3)七日間、水もしくは白湯しか飲食できない  から、


     1)1D6分の肉体年齢の年が増える

     2)1D10分の肉体年齢の年が若返る

     3)副作用無し

     に、変わります。』


天の声3『なお、システムの計算予測よりも行動遅延な為、

     このような副作用に変わりました。

     魂魄年齢きていじゅみょうの変更はありません。』


きっと、まだ加えようと思えば加えれたのでしょうが、

現状ではこれぐらいでした・・・


あ奴の邪魔さえなければ!!( ← リアル事情 )


そして後半の「天の声」さんでしたが、副作用が変わりましたw


肉体年齢の上下降するという副作用になりますw


上げた際、政秀さんの横に書かれる『歳』の表示がちょっと変わっていく予定です。


そして次は山城国の京となっていますが、どうなることやらw

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