伊勢侵攻~本軍との合流のち……~
ようやく伊勢侵攻軍織田家本軍との合流なのですが……
清須にいる御馬鹿さんが御馬鹿をしたため、全軍投入はできないという状態です。
犬山城の織田信安殿は、日和見状態ですw
だって反乱したら旨みが取られちゃうでしょw
天文4年(1535年)9月某日
━━━━平手政秀 齢43━━━━
月が変わり、本軍と合流すべく一路、伊勢神宮から松阪城へと兵を戻した。
まさか伊勢饂飩食べて、色々な具材乗せをして楽しんでいる内に、月を跨いでしまったとは……
【乗せた物:刻みネギ、その日取れた鶏卵、鶏肉、雉肉など】
あ、もちろん月讀宮に寄ってじゃがな。
いやぁ~まさか三貴神の親神でもある、伊佐奈岐宮と伊佐奈弥宮が一緒にあるとわ。
どうか我らに加護がありますようにっと……
松阪城に到着した政秀が見たのは、約七千の兵数だった。
「思っていたよりも少ないが…、何か合ったのか?」
と疑問をぶつけると兵を率いてきた、これが初陣となる柴田権六勝家が説明をしてくれた。
「はっ!尾張にて織田信友様と斯波義統様が兵を挙げ古渡城と名古屋城に兵を進めたためでございます。」
は?二人が兵を挙げたって、義統様にはそれなりに物品贈ってたのにな……
「尾張を治めるは、守護である斯波義統様であると信友様が、信秀さまに……」
「それで名古屋以南の旨みを自分達の物にしようとしてぶつかり合っていると言う事じゃな。」
何とも馬鹿げた事をしてくれとるの、これで伊勢志摩も手に入れば旨みは増すと言うに、目の前の美味にしか目に行かぬとは……、向こうから攻めて来てくれた事じゃし、堂々と首を頂けることになったな。
じゃが、斯波義統様の気質を考えると、唆された可能性があるな。
「ん?犬山城の織田信安殿は動いていないのか?」
「はっ、我らがこちらに来るまで動く気配は御座いませんでした。」
信友殿と呼応し動くと思ったのだが動いてないのか
「とりあえず、まずは大河内城に進軍する。長槍隊千五百に十字弓隊五百と弓隊千二百は儂と共に大河内城を攻める。残り七千は大河内の奥にある霧島御所【城でも良いのですが、ここでは御所とします】を攻めてもらう。」
「平手様、三千の兵数で足りるのですか!?」
「いや、無理であろうなw大河内の兵達をこちらに釘付けするための罠よ」
総勢三千で大河内城近くにて陣取り、七千の兵を別働隊として田丸城側から霧島御所に向かってもらう事にした。
さて陣容はどうするかの……まずは十字弓隊の前に拒馬柵を置いて、横陣で中央に十字弓兵百と弓隊百、左翼右翼に十字弓兵二百で配置して、左右中央は二列構えだな。
その後ろに六百づつ長槍隊を左翼右翼…十字弓隊の後ろに置いて、弓隊を左右に四百これも横陣で敷くとして四列構えだな。
中央を本陣に儂と弓兵三百と長槍三百を配置で敵を惹きつけるか。
十字弓隊は正面に撃たせ、弓隊は矢が雨のように降るように撃たせる手はずにして、長槍隊は騎馬や歩兵が来たら入れ替わる形を取れば、多少は被害抑えれるじゃろう。
「陣の配置はこのように配置せよ。拒馬柵の左右に簡単な堀を作るのを忘れるな!深さは膝までで良い。それだけで行動が、かなり制限できるはずじゃ。掘って出来た土は何かに使うかも知れん、一箇所にまとめよ。」
さて出来うる限り被害を押さえ込んで、尾張の織田信友を討ちに行かねばな。
戻る頃には終わっていそうだが……
はい、本軍と合わさり約1万の兵力で、大河内城落とすと思った方……
残念ですw
これは元より二軍に分けて攻める予定だったんです。
「信友の反乱?」は本来(史実ではもっと後の時期)はなかったのですが、
こうした方が、面白いかなと浮かんだので「信友の反乱?」を入れました。
クロスオーバー作品なのですが、ほかの作者様より早い時期に転生させた形なので、
兵農分離政策で兵が多くいる状態にできています。
伊勢志摩は平定後、小麦【うどん用】と米【民用の主食】、【松阪】和牛と阿古屋貝による真珠養殖が主流の地域にする予定になります。
あ、牡蠣貝を取り寄せて養殖してオイスター(意:牡蠣です)ソース作るのも良いかも知れませんね……(*´﹃`*)ジュルリ
【松阪】和牛と阿古屋貝による真珠養殖は伊勢志摩の必須年貢予定です。
(年貢は米だろうって?残念だったなw【松阪】和牛で焼肉するた……おっとこれ以上は極秘資りょ……)




