桑名港(くわなみなと)に到着はしたのだが……
ようやく上げることができましたw
待っていてくださった方々………居るのかなぁ……… (´・ω・`)
とにかく今回はちょっと難産でした^_^;
伊勢の有力国人衆が思ったよりも………
「創造」の方でも少なかったですし……
天文4年(1535年)6月某日
━━━━平手政秀 齢43━━━━
伊勢神宮の式年遷宮の為の木材と奉納刀を収めるために、無事に桑名港に着いたのは良いんだが……
何故、目の前に北伊勢の有力者である関家の者が居るんだ!?
「お初にお目にかかります。某、関盛信と申します。」
「某もお初にお目にかかります。鹿伏兎定秀と、申します。」
「あ、これはご丁寧に。織田家家臣、平手政秀と申します。」
いや、ほんと何で桑名港に居る訳?
伊勢の安濃津港まで行く為の補給に寄っただけなのに………何でだ!?
「して………、この儂にどのような御要件が御有りなのですかな?儂は神でも仏でも無いので、無茶を叶えることはできませんぞ?」
それを聞いた関氏と鹿伏兎氏は神妙な面持ちで、訪ねてきた。
「伊勢守護の北畠が伊勢神宮の門前衆を争っているのはご存知でしょうか?」
続いて鹿伏兎氏が………
「安濃津の長野工藤家の長野種藤殿も、その煽りを喰らっているそうで………」
「と言う事は、今現在……安濃津に向かうと、もれなく……」
「……はい、厄介事に巻き込まれます。」
「ただこちらの聞き届けてもらいたい儀も、厄介なのですが……。」
やはりこうなったか……昨年厄払いちゃんとしておけば良かったな……。
やはりしなかったことで、厄が舞い込んできたのか?
「して、其方達の厄介事とは?」
「……はい、我ら関家に鹿伏兎家、長野工藤家を織田家の傘下に入れて貰えぬでしょうか?」
「長野種藤殿からも、書状を預かっております。」
うわぁ~、これは儂の一存じゃあ決めれない厄介事だぞ!?
さてどうしたものかぁ……この者達に名古屋に行ってもらって、信秀様に直に言って貰った方が良さそうじゃな。
なんとか木材などを神宮に奉納せんといかんしな。
儂の書状を持たせてこの二人を名古屋に向かわせるとしよう。うん、それが良い!それに、この時代なら門前町には有るはずなんだ。
こちらに来る前から食べてみたいと思っていた、あの食べ物が!
伊 勢 う ど ん !!
この時代にも有るはずなのだ!!食さずしてなんとする!!
「盛信殿、重要な事を聞きたいのだが……」
「な、何で御座いますでしょうか!」
「神宮の門前町周辺に、うどんの食える店は有るか!?」
余り物的外れな質問に、意識が追いつかない盛信であった。
「……は、はい?うどん……でございますか?」
「そうじゃ!うどんじゃ!以前から伊勢のうどんを食してみたいと思っておってなw」
「た、たしかあったと思いますが……門前町の者に聞けば確実には……」
「有るか!よしw今日は桑名に宿を取ることにするかw書状を認める故、後日取りに来て貰えるか?」
満面の笑顔を浮かべる政秀、ちょっと複雑な心境の盛信と定秀であった。
【注!作者は伊勢亀山・鈴鹿までは行ったことはあるのですが、諸事情?で伊勢うどんは食したことがありません】
これ本文に入れようかなぁ~と思っちゃったのですが止めまして、後書きに入れましたw
何故、亀山・鈴鹿なのかと言うと………
今から何年前だろう……10年以上前かな?
鈴鹿サーキットに友人たちと日帰りでレース見に行ったからですw
それで亀山・鈴鹿まで行ったのですが、食事はサーキット場の販売店で食べたので、
うどんを食せてないのですよwww
なので……
せめて!!この書いている小説の中だけでも食道楽をと……
え?駄目?そんなこと言わないでよ~(´・ω・`)




