伊勢神宮への道は前途多難になりそうです
今話は、伊勢神宮に行くための準備話な感じになっています。
あとオリジナルキャラ?が小姓の位置づけで書いています。
天文4年(1535年)4月某日
━━━━平手政秀 齢42━━━━
尾張国:名古屋城城下:平手家屋敷
「楷巧よ、手紙は北畠家だけではなく木造家にも出しておいたか?」
「はい、平手様!ただ、現在北畠家当主の北畠晴具は、伊勢の門前衆と争っているようでして……」
それを聞いた政秀は顔を空に向け、右手で目頭を押さえた。(´-ω-`)
「なぁにをやっとるんじゃ!?北畠は!!これは、関の刀匠に打って貰った奉納刀にも目を付けておるかもしれんな・・・」
「その可能性はあるかと……」
「楷巧よ!京に使いとして入って、朝廷へ『伊勢神宮式年遷宮と内裏修理料を、木材などと共に金銀三万貫【約三十億円】を織田家が用意いたしますので、北畠家と伊勢門前衆の諍いを収めるようお願いできないでしょうか』と、京の九条家……九条 稙通様と山科 言継様を通して働きかけてくれんか。」
この時、楷巧は京の九条家の九条 稙通と山科 言継に働きかけるだけでも驚きなのに、金銀三万貫【約三十億円】も使うことに驚いていた。
「さ……三万貫もですか!?一帯どこから……織田家全体の蓄財でもそこまでは無かったはずでは?」
「儂が今日まで、商人達に粗銅を集めさせていたのは、こういう時のためよ!織田家の名で働きかけるが、金子は儂の蔵から出す。」
この時の政秀の屋敷の蔵は金蔵が三つ、銀蔵が四つ、銅蔵が五つ立っていた。
【内訳はいずれやる気が出たときにでもw】
「護衛に半蔵の手の者たちを付ける。京の洛外の東に鴨川なる川が流れておる。その近隣に織田家の京屋敷を立てる許可も貰っておいて欲しい。」
「はっ!畏まりました。この海本阿喃楷巧必ずや成功に収めてまいります。」
おのれ北畠晴具め!! ヽ(`Д´)ノ
余計な金子を使わせおって!! (#ノ`皿´)ノ
これでも問題を起こすようなら、伊勢守護不適格の書状を朝廷と幕府に訴状して、伊勢切り取り許可取ってやるぞ!! (#゜Д゜)ヤッタルドゴラァ~
命を受けた楷巧は、急ぎ京へ行く準備をし、二日後護衛数名とともに京へと旅立った。
さてと、こっちは熱田港から桑名港に向けて行くとするかね~。
問題は桑名から伊勢神宮まで、何事もなく辿り着けるかだな……
北畠晴具ですが、この時期辺りに、伊勢神宮の門前町衆たちといざこざ起こしているらしいです。
なので初っ端にその話を入れてみました。
金銀三万貫は不意に頭に浮かんだ数字でして、ウィキなどでは両方合わせても約4700貫ぐらいみたいなのです。
作者自身でも何故三万貫という数字が浮かんだのか、そして何故それで書いたのかが……
オリキャラの海本阿喃楷巧さんですが、
ちゃんとした元の読み方があるんです・・・^_^;
海本【うみもと】 阿喃【あのう】 楷巧【かいたく】 変換と読み方をちょっと変えるだけで、
分かる人にはわかると思いますw




