三河国人衆の取り込み、金子横領犯への処置
いやぁ~百地丹波こと百地三太夫の引き込み話書こうとしたら、
まだ時系列的に生まれてないじゃないですかwww
なのでちょっと予定を変更して、服部半三保長さんを配下にした状態にしました。
あと今回タイトルにある金子横領犯に、オリジナルキャラを入れました………
え?入れた理由ですか?
………………それは聞いちゃダメな理由です! (ーωー#)
天文4年(1535年)2月某日
━━━━平手政秀 齢42━━━━
あれからまた新しい年を迎えた……
こちらに転生してもうすぐ3年を迎える事になるのか……
いやぁ~まさか伊賀の忍びで有名な服部半三保長を配下に迎えることが出来たとは………w
ただ………百地丹波がまだ時代年数的に生まれてなかったと言うのが、ちょっとビックリだったな。
三河松平宗家が織田家に付いた事で、国人衆たちもこちらに付いてくれる様になって来たしな。
半蔵に今川家への探りを入れて貰った処………
どうやら今川家は織田家との大戦の為に、三河松平への援軍を出し渋ったみたいだ。
それを三河国人衆に触れ回った処………
「我らの今までの忠義を………我らを織田家への贄と使うか!」
「もはや今川に忠義は在らず!!我ら三河衆は織田家に付こうぞ!!」
とまぁ~、三河の方々今川に憤慨々々(ふんがいふんがい)w
それに儂の近辺にもまさかと思うたが、あのような者を入れ込んでくるとはな・・・
「政秀様、どうやら使用人として先ごろ入った松原亮政なるものが、蔵の金塊の一部を使っていたようです。」
「半蔵、捕らえてあるのか?」
「あちらに……」
全身を荒縄で縛られ、肘と膝裏の件を切って動けないようにした、金子横領犯を半蔵の手の者三名が連れて来た。
「離せよ、ぶっ殺すぞ!」
ぶっ殺すって………、今からお主が殺されるのに………
「大人しくしろ!貴様は平手様の蔵の金子を盗んだんだぞ!!わかってるのか!」
手の者の一人が、横領犯・松原亮政を取り押さえるために持っていた木棍で小突いた
「あぁ!?もう時期くたばる死に損ない爺の貯め込んだ、金使って何が悪ぃ~んだゴラァ!」
おいおい、死に損ないって………わしはまだ死ぬつもりは無いぞ!?
「ほう……もう時期くたばるのぉ~…………貴様が使った金子は朝廷への献上金の一部だ!!約200貫(約2億円)も使っておいて、その態度とは……」
こんな小者のせいで、京への工作が滞る事になるとは………
「いい加減この縄解けやクソ爺!!死に損ないの金使って何が悪ぃ~んだよ!!マジぶっ殺してやんぞオラァ~」
あぁ~駄目だ、まったく此奴反省する気概も無い………
「救いようのない奴だな……半三……」
「ハッ!如何処置致しましょう!」
「こやつの罪は非常に重い……何せ朝廷への献上金に手を出したのだからな………後は任せるぞ。」
そして右手で首を斬落とす仕草をした。
「ふざけんじゃね~ぞ!!なんで俺様が死ななきゃなんね~んだ!!おい!!聞いてんのかオイ!!クソ爺、聞こえ……」
バシュンと太刀が一振り首元に落とされた。
「手の者より報告がありました……どうやら今川と繋がりを持っていたようです。」
「ふむ……これは益々、天竜川西岸流域まで手に入れなければな……フフフ……」
「天竜川ですか……………?(遠江の天竜川西岸か?あの一帯で何をする気なのだ?)」
ふとあの一帯に何があるのだと、半三は一寸悩んでしまった。
「じゃがその前に伊勢志摩はなんとしても手に入れておかねばな………」
「例の太刀の奉納の件もあるしな、一応……北畠家に書状は出すとして、奉納太刀に木材、いくらかの金子はいるじゃろうな。」
「さて、今年も忙しくなりそうじゃw」
次話では伊勢志摩あたりのお話にしようと思います。
三河州は完全員こっちについた状態になってるのでw
長島一向宗には・・・何もしませんw
熱田港から伊勢桑名港経由、伊勢松ケ島港ルート伊勢神宮行きの予定ですw
果たして船旅は無事に行けるんでしょうか・・・
船酔いは大丈夫なのか・・・?




