粗銅(あらどう)の内訳……そしてこうなって行くなんて……
文章前半は、粗銅の内訳になります。詳しい量塔調べたわけではないので、そこらは適当ですw
後半?はまさか、その行動でこうなって行くとは、といった形になっています。
天文3年(1534年)6月某日
━━━━平手政秀 齢42━━━━
予定では松平家に調略をかけて、今川方から離反させ織田に引き入れる予定だったのだが、
思いの外、粗銅関連の処理に時間がかかってしまい松平家を岡崎城に封じているのに手が一杯だった。
「まさかこれほど時間がかかるとはな……」
「父上?この金塊に銀塊……信秀様に知らせなくてよろしいのですか?」
「ん?普通なら知らせんと如何だろうがな、蓄財していた儂の個人資産で手にした物だから、問題は無いはずじゃw」
「金銀は、工作や調略、外交などに使えますが・・・銅塊は如何するおつもりで?」
総量200貫目【約750kg】の内、屑の部分だけで約20貫目【75kg】あったのが分かった。
【実際はもっと多いでしょうが、ここではそうしておいてください】
金塊、銀塊、銅塊の内訳が、金塊・約175kg、銀塊・約200kg、銅塊・約300kgであった。
「ふむ……確か銅は熱を通しやすかったはず……揚げ物鍋や寸胴鍋とか作るのもいいな……後は……」
「後は何を作ると……?」
「湯船でも作ろうかのwww」
「湯船……ですか?湯船とはどういった物で?」
「ん?湯に浸かる風呂の事だが……?気持ちいいぞぉ~w」
「それは是非味わってみたいものです!」
この時、政秀はすっかり忘れていた。以前銅を使った銅管にて湯を作る話のあったノベルの話を……
「さてと、銅鍋の発注をしておくか~。あ、一応、絵図面は合った方がいいよな……」
こうして一週間後には、煮込み用寸胴鍋、揚げ物専用鍋、おでん鍋、そして何故かフライパン【サイズ各種】が出来上がっていた………
「これで多少は食える物が増やせそうだなw」
政秀はこの時は知らなかった。己が校長をやる学校の欠食児童共に食事を焚かられる事を………
「さてと………米良し!大麦良し!煮込み用鍋良し!アレの再現してみるかwこれが出来れば………赤子の死亡率も減らせるだろうしな。」
政秀は知らなかった、織田家の女衆が甘味好きが多かったことを……
「そうじゃ!これが出来上がったら、岡崎の松平家の者共に送って、降伏勧めてみるかの……じゃが、これで降伏したら儲け物だな~……」
政秀はこの時、成功するとは思わなかった。岡崎城の松平清康、その家臣たちがこの甘味に魅了され、降伏を申し出ることを………
「三河統一出来たら、伊賀に人送って伊賀衆の召抱えでもしようかな………」
ここでのアレ?とは、閑話の手土産にあった、作者の地元名産品であるw
詳しくは「俵屋 じろ飴」で検索w (宣伝かい!!ビシッ!⊆( ̄∇ ̄) )
後、出来うるならば、ご都合主義ということで上手く出来たことに………
え?駄目?風邪ひいた時にも喉にいいんですよ?
子供の頃よく風邪薬替わりに使ったりw
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そしてこのような拙い物に、ご評価いただき誠に有難く思います。 (つωT)
まさかブックマークが記憶が確かなら月曜日だったかな?
その辺りの時点で、ブックマークは38ぐらいだったのですが、現在45件もブックマークがございましたw
本当にありがとうございます。
これを生きる活力にして(オイ待てやw ビシッ!⊆( ̄∇ ̄) )
頑張っていきたいと思います。
多分どこかの話で、オリキャラが出てくるかもしれません。
そこはご了承ください。(お話の都合上というのも出てくると思うので……)