粗銅の「精錬」と「変換」、そして調略(ちょうりゃく)………は出来なかったw
さて、今回は政秀さん三河東部の調略予定でしたが、商人たちの持ってきた粗銅の量が………
そして本格的に冬に入るのを政秀さん忘れていたという、おまぬけ行為の話でもありますw
でも今回、調略の語りは無いですよ
天文2年(1533年)11月某日
━━━━平手政秀 齢41━━━━
ようやく、津島と熱田の商人から、頼んでおいた粗銅が到着した…………
したのは良いのだが………………
この量はさすがにな………
総量200貫目【約750kg】………
うわぁ~入れるための、蔵を更に増設だなぁ~……
精々100貫目【約375kg】ぐらいくればと思っていたので、商人たちは相当頑張ったんだなぁ~
と、遠い目で思う政秀が居た。
「さて……まずは「分解」……したら塵芥になりそうだから、「変換」と「精錬」だな。」
まずは1貫目【約3.75kg】でやってみるとして……
キーボードで「精錬」と打ち込んで、マウスで……
文字をぶつける!
その時頭の中で、某DQと呼ばれるシリーズの「LVアップ」の音が流れたw
「ん!?レベルが上がった?」
そして目の前にある1貫目の元粗銅を見てみると……
「こ、これはちょっと……な……」
金銀銅が分離せずに塊状態になっている物が目の前に出来上がっていた……
「このままじゃ、コレは使えないよな~。」
「金塊、銀塊、銅塊の三つに「変換」と打ち込んで……文字をぶつけてっと!」
その時頭の中で、某FFと呼ばれるシリーズの「勝利のファンファーレ」の音が流れたw
流れたと同時に目の前には、綺麗に別れた金塊、銀塊、銅塊の三つがあった。
「よし!これだよこれ!!」と、思わずやってしまうガッツポーズw
「えぇ~っと、「精錬」「変換」の順番でこれだから……逆のパターンもやっておかないとな。」
「まずは……三つの塊に「変換」して、それから「精錬」の手順になるか?」
そして先ほどと同じ1貫目量の粗銅だけを避けて、その塊に……
「えっと、三つの塊に……いや、金塊、銀塊、銅塊に「変換」して」
この時頭の中で流れたのは、「勝利のファンファーレ」であった………
「そして3種類の塊を「精錬」っと」
次に頭の中で聞こえたのは、より荘厳な格調高い感じでの「オーケストラ風味のファンファーレ」だったw
「………………ファンファーレが二度流れたって事は………しかも2回目は荘厳な感じのだったな……大当たりってことか………」
そして目の前には最初に行った物よりも、より「精錬」され純度が上がったような三種類の金塊、銀塊、銅塊があった………
「さてと………残り198貫目【約742.5kg】か………ちと厄介な量だが、やらなきゃならないからな………」
こうして、調略等の謀すら出来ずに、平手政秀の冬は終わってしまった。
次話あたりはどのくらいの量に分けられたかと、今度こそ何処かへの調略話を書きたいものですw