おっさんエタ作品の山に目がくらむ
さて、自分の作品は書きつつもやはり他の人の書いた作品を読むことはやめられない。
元々は読むために登録したゲームなんだから当然といえば当然だよな。
「まあ、他人の作品を読んだほうが頭も刺激されて
筆も進むしな」
いやまあ、あんまり読みすぎると影響されて内容が他人の作品のパクリになるという弊害はあるんだが、見たわけではないのに必死に考えた知識チートが実はとっくに他の作品で書かれていたとかは結構がっくり来たりするものだ。
「まあ、所詮人間、考える事は同じってことだよな」
俺は歴史ジャンルでは特に武田信玄の息子の武田義信に転生した男が必死に武田信玄に殺されないようにしながら家をもり立てる話がすごく面白くてのめり込んでいたりした。
「でも、この作品イマイチ評価されないのはなんでだろうな?
面白いのに」
なんとなくなんだが、出て来る武将の名前が多すぎて、しかもその多くはマイナーだからなんじゃないかと思うんだよな。
このゲームの歴史ジャンルがすきな読者もその知識の深さには差があって、めっちゃマイナーな武将まで知ってる人間もいれば、一般的に知られてるような武将しか知らない人間もいる。
俺にとって銀河英雄伝説はバイブルだから主な登場人物の名前は覚えてるが、あれと同じレベルで登場人物を覚えられる作品なんてのはそうそうないだろう。
この頃になるとランキングだけでなく検索で作品を探すようにもなってきたのだが、このあたりで気がついたのが、エタった作品の多さ。
”あなたも小説家になれる図書館”小説掲載数は50万だそうだがその中には一話目が書かれただけで続きの書かれない作品もものすごく多い。
そういう作品も含めて作品数50万はちょっと誇大広告なんじゃないかと思うんだけどな。
そしてあらすじなどを読んで面白そうだと思ったのに実際読もうとすると、そんな状態の作品のなんと多いことか。
「まあ、俺も作品を書いてみて、その気落ちはよくわかるんだけどな」
意気揚々と作品を書き上げて、マイページを確認しても感想やレビューどころか評価ポイントもブックマークも全くつかないでPVも全然ないという現実を知ると心がポッキリ折れることも多いのだろう。
しかし、ランキングに乗っていた作品が唐突にエタることもあるから油断できない。
「あらら、またエタったかな」
自分のブックマークしている作品が唐突に更新されなくなってそのままになるのはとても悲しいことだ。
だから、俺はなるべく続きを書いてもらえるように感想を書くように心がけていた。
たったひとつのブックマークと感想だけでもモチベーションは維持できる気がするからな。