おっさんようやく他のユーザーとの交流を始める、そしてSFの人気がないのはなぜかを考えてみた
俺が他のユーザーさんと交流をはじめたきっかけは、合体ロボアニメを見て俺も合体ロボの小説を唐突に小説を書きたくなって、実際にそれをアップしたときに感想をつけてくれた人が同じゲームサイトの書き手さんだったのがきっかけだった。
”おもしろかったです”
そう、ぶっちゃけて言えばブックマークが10人で人気もない、この作品をエタらせないで書き上がられたのは、数少ない応援的な感想を継続的に書いてくれた人がいたからで、そういった人たちも書き手で、色々悩んだりしているわけだが、そんなことを感想欄ではなくお互いの活動報告やメッセージなどで他愛ない遣り取りをするようになったのだが、これが思いの外楽しかったのだ。
「ああ、ホント一人じゃないって素晴らしいな」
しかし、なぜSFは人気がないのだろう。
俺が考えてみた限りSFが人気がないのはこのサイトにかぎったことではなく、一般的な商用作品の小説やアニメでもそういう傾向がある。
無論昔ヒットした作品のシリーズは続いていたりもするし新しくロボットアニメもちょこちょこ作られたりはするが数的には人気ジャンルとは言い難い。
その理由の1つは20世紀頃にSFで考えられていた技術の実現や実現不可能なことが明確化してしまったことにあると思う。
「もしかしたら将来できるかもしれないとワクワクしていたことが
実現してしまったり実現不可能と明確になってしまったことで
SFにワクワクする要素がなくなってきてるんだろうな」
たとえばコンピューターに関していえばベトナム戦争の頃のスーパーコンピューターに匹敵するような能力を持ったパソコンやスマホはもう実現している。
CPUの演算能力もメモリの記憶容量などもかつてのコンピューターを考えればほんとうはすごいものなのだ。
そしてパソコンのスペックにおける進歩は目覚ましいものが有ったがここ最近は停滞している。
同じようにベトナム戦争の頃は背中に重い受信機やバッテリーを個人が背負ってなんとかやっていた無線通信は現代では片手で持てる携帯電話やスマホで手軽に個人間の連絡が取れるようになった。
そういった技術の恩恵があるのが当たり前だとそれがすごいことに気が付けないが、本来20世紀においては未来技術として相当すごいことであったのだ。
「俺が小さい頃は家には黒電話しかなかったからな。
まあその分そとにおいてある公衆電話も多かったけど」
公衆電話に10円を入れて話しているうちに表示がどんどんなくなっていく焦りは若い人間にはわからないだろう、特に遠距離通話だと恐ろしい勢いで減っていったものだ。
そんな感じだから用事を伝える時は俺なんかは電話じゃなくて自転車などで相手に直接伝えに行かされたりもしたものだ。
その一方でロボットの技術はSF程は進化しなかった。
完全自立型の人間そっくりなアンドロイドやガイノイドは未だに制作はされていない。
最も2045年問題におこるとされるAIが人間の知能を上回る技術的特異点 問題などを指摘する人間はいるがおそらくこれも完全な意味では人間を超えることはできないだろう。
実際、チェスや将棋などの限定的な状況では人間にたいして優位を誇る人工知能は実用化されている。
しかし、AIが発達すれば介護福祉師や学校教師などは不要になるかというとおそらくそうではない。
人間は必ずしも合理的な行動をするわけではなくフレーム問題についても解決しているとはいえないからだな。
”AIは人間に道徳を教えることができるか?”
おそらくこれは無理だろう。
そして巨大ロボットや太陽系の惑星のテラフォーミングどころか月面への移住や大人数が移住できるいるスペースコロニーやメガフロートや海底都市なども技術や資金的な問題で実現化はほぼ不可能だろう。
太陽系の外側に飛び出して新たな惑星に移民するなどというのは、現状では実現できるとホンキで考えてる人間はいないだろう。
結局、将来科学技術が発展すれば実現しうるという可能性のあるものではなく、あくまでも嘘くさいフィクションになってしまったのがSFの衰退の原因の1つではないかな。
「個人的にはSFは俺の青春だったからもっと復活してほしいものではあるんだけどな」
まあ、難しいとは思うんだけどな。