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型稽古
夕方になった、今日も日課の素振りをしている。
素振りを続けて早くも一ヶ月が経とうとしている、果たして俺は少しは強くなったのだろうか？
そう思い、素振りを続けていると教官がやってきた。
「よし、だいぶん力強く振れるようになってきたな。では次は型の練習だ」
「はい、わかりました」
こうして今度は型を教えて貰う。
今度はこれを毎日か、でも少しは前進したよな。
「あと、素振りも毎日続ける事」
「はい、続けます」
やはり聞いておこう。
「教官、俺も少しは強くなってますか？」
「バカ野郎、そんなに簡単にポンポンと強くなれるはずが無いだろうが！」
「はい、すいませんでした」
「バカな事を考えてないで、言われた事をキッチリとこなす事を考えろ！」
「はい、気をつけます」
こうして、日課に型の練習が加わった。
