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幼馴染

ある日の夕方。

妙に視線を感じるので、辺りを見回してみた。

一人の冒険科の女子生徒が立っていた。

どうやら、僕の素振りを見ていたようだ。

彼女の名前はエリス・クロードという。髪は金髪で腰まである、身長は160cmと標準的だ、スタイルは良くスラットした美少女だ。出身はエッド村で、僕の住んでいたダラス村の隣の村で、彼女は村の領主の娘である。

何故彼女の事を知っているかと言うと、実は俺の幼馴染で婚約者でもある。

婚約してからは、何故か避けられていたはずなのだが、一体どう言う風の吹き回しだろうか?

実を言うと婚約してから、一度も話していない。

当然の事ながら、入学してからも知らぬ振りだ。

視線が気になるので、話しかける事にする。

「久し振りだな、なんで俺の方を見てるんだ」

「別に、ただ、よく飽きないなと思って見てただけよ」

「そうか特に用が無いなら、暗くなる前に帰ったほうがいいぞ」

「分かっているわよ、今から帰ろうと思ってたとこよ」

「気をつけてな」

「ええ」

こうして彼女と四年振りに話をした、彼女が何を考えているのかは分からないが、話せた事は正直少し嬉しかったりする。

そして、暗くなる頃、日課の素振りを終え家路につくのだった。


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