姉妹
ギルドに帰り、成功報酬を受け取ると約束まで少し時間があるので武器防具屋に行く事にした。
武器を今の鉄から鋼のブロードソードに変えるつもりだ、防具は革の胸当てをレザーアーマーに変えようかと思う。
鉄や鋼の防具は音がするのであんまり好きじゃない。
もし使うとしてもチェインメイル位だろうか。
一通り買い揃える丁度いい時間なので、火竜の尻尾亭に向かうことにする。
店内を見回すと二人はもう来ていた。近づいて声をかける。
「こんばんは、お待たせしました」
「いいえ、私達も今来たところですから」
「取り敢えずは、自己紹介をしよう」
「俺は、カイン・レーベルト」
「私は、エリス・クロード」
「私は、リリア・リーゲルス」
俺達が自己紹介する。
「私は、ノア・アルサス」
「私は、リーズ・アルサス」
「「よろしくお願いします」」
「お二人は姉妹ですか?」
「ええ、双子なの」
「ノアが姉よ」
一通り自己紹介が終わった。
「今回は危ない所を助けていただいて、本当に有り難う御座いました」
「困った時はお互い様だよ」「そうよ(です)」
「そう言っていただけて助かります」
「取り敢えず腹が減ったので食事にしよう」
「「ええ」」 「「はい」」
こうして食事をするのであった。