序章
かなり長いお話になる予定です。
更新は遅め、気長にお付き合い下さい。
【序章・神話と神剣星女】
この地に神話あり。
創成の太古、世界を創成し女神【ル・ファール】と、混沌の邪神【リ・フレア】現れ、大地の覇権を賭けた聖戦が勃発せし。
聖戦、数億の年を重ねても決着なし。
互いの存在と、世界の命運、潰えし時をまつのみとなる。
世界の終焉、訪れし時、天より【大神】降臨し、世界を2つに分け、2神に大地を授ける。
それすなわち【秩序の大地・セイルーン】と【混沌の大地・カオスディオ】である。
二つの大地は大神の力で隔離され、以後集う時なかれと思われる。
だが、邪神・リ・フレアの末裔、遥かな時を得て、特異なる力を得る。
【魔力(魔法)】である。
魔力を得し末裔、己れを【魔族】と称し、混沌の大地・カオスディオに争乱を起こす。
やがて、一人の覇王が現れる。
この者【魔王】を名乗り、大神の壁を通り、秩序の大地・セイルーンに侵略を行う。
秩序の大地・セイルーン。
創成の女神・ル・ファール、己れの命潰える時、未来の魔王の侵略を知る。
ル・ファール、己れの力を12に分け、天空に輝く12星座に託す。
太陽の周りを回りし12の星座【黄道12星座】である。
ゾディアック、創成の女神・ル・ファールの力と星座の力を合わせ、神剣を生み出す、そして、神剣を12の宮殿に降臨せし、大地の守護とする。
やがて、神剣を使いし選ばれし運命の少女が現れる。
彼女達12の神剣使いを、神剣を使いし星座の乙女【神剣星女・ルティア】と、セイルーンの種族は呼ぶ事になる。
時は流れ、やがて侵略してきた魔王と、神剣星女との激しい戦いが行われる。
結果、魔王は12の欠片に裂かれ、カオスディオに封印される。
1億年と言う【有限】の封印にて。
神剣星女の乙女、魔王との戦いで命を落とす。
12の神剣を残し。
しかし、神剣有る限り、神剣星女の乙女の魂は転輪を繰り返す。
秩序の大地・セイルーンの守護として。
そして1億年の封印が解かれるまで、あと16年と迫りし時。
この物語の幕が開かれる。
神剣星女の一人。
水瓶座の刹那の転輪と共に。
再び12人の乙女達の運命は・・・・・・
いかがでしたか?。次回は書き上げてますので続けて投稿の予定です。次回で一応主人公回想は終わります。第3話から活動開始です。