ドコカの火薬庫
えー。こちらが火薬庫になります。
火薬?何故そんな危ないものがここに?
火薬とは、物の例えですよ。その作用や保存方法など何から何まで火薬に似てますからね。
では、その「火薬」とは、なんという名前なのです?
さぁ?私はコレを何と呼ぶのか知りません。ですから私は「火薬」とだけ紹介しました。
ふむ。では、見せてもらえないか?その作用を。
ここには確かに火薬は沢山ありますが、火がありません。
ならば、私のマッチを使ってくれ。
いえ。それは出来ませんよ。言ったでしょう?火薬は例えだって。その火では爆発しません。
なるほど。では、その火というのは何処にあるのだね?
それは私の管理下にありません。火は突然に現れて光を放ち、突然に爆発を起こします。それはもうボカンとね。一瞬で爆発が終わる物もあれば、隣の火薬に引火することも…
なんだって?!それじゃここは、とんでもなく危険じゃないか!!
あはははは…いや失礼。ですから「火」も「火薬」も「爆発」も例えですよ。それにこれだけの火薬が一度に爆発することは、まずあり得ません。引火する事も全然ないですからね。
何故です?
多分、火の種類とか、熱さとか、火の付け方とか…そういうのが関係しているんじゃないですか?ここでは、隣に火薬が置いてある様に見えますが、実際はただ隣にあるだけなのかもしれません。
なるほど…全く理解し難いな。
爆発によって引火するのは、他の所の火薬庫だったりもします。ここの火薬庫に現れる火もそうやって何処からか来たものでしょう。
ほほう…
多分、今頃は何処かの火薬庫で爆発が起きてますよ。
こんにちは。
変上キョーマと申します。
現在、建前上休業中です。
誤字脱字はお知らせくださいまし。
それでは、みなさんご機嫌よう。
良い一日をお過ごしください。