ワード解説
この物語で使われるワードの説明です。
極力物語の中で解説は入れたいとは思ってますので、読まなくても大丈夫です。
読んだ方が解りやすくなるとは思いますがねっ☆
・魔素
大気中に含まれる物質。主に魔物の食べ物となっており、また魔法を使う際にも使用される。どのように生まれているかは不明。
・魔物
野生で生きており、尚且つ魔素をエネルギー源としている動物の通称。魔素があれば生活していく上で食事はあまり必要ではないが、力がつく上に味がいいので肉が好物である。人獣関係なしに襲いかかる。
・魔法
人間には使えない未知なる力。唯一エルフだけが使えたとされるが……?
・魔抗石
魔素を取り込むことができる不思議な鉱石。80年前に発見され、人類の産業発展に大きな影響を与えた。取り込める魔素の量はその大きさによって決まっており、大きければ大きいほど、内臓量と質量が指数関数的に増加していく。これを扱う者を一般に技術者と呼ぶ。主に魔物や鉱山から採取できる。
・魔泉石
魔素を放出し続ける不思議な石。非常に希少なため、一部の人間しか所持する事すら許されない。魔抗石を充電式の乾電池とすれば、魔泉石は燃料の要らない発電機のようなもの。
・魔導機
魔素をエネルギー源として作動する機械全般を指す。アイプリューネルの世界では生活に欠かせない物。
・各種ギルド
職業団体のようなもので、技術者や職人、調薬師や医師、冒険者といった様々な人が所属している。大きく分けて5つのギルドからなっており、その名称と役割は以下の通り。
【総括ギルド】
落し物から薬草採取、簡単な魔導機や武具の修理など、専門性の低いものなら何でも行う。何でも屋の集まり
【生産ギルド】
鍛治・建設・石工・木工・造船など、ものづくりを行うギルド。いわゆる、“職人”たちの集まり。
【冒険者ギルド】
洞窟探索や用心棒、果ては傭兵の真似事から騎士同様の仕事を扱うギルド。チンピラからアイドル騎士まで、人材は様々。
【調薬ギルド】
薬の生産や研究を行うギルド。調薬師だけでなく、医師も所属している。
【魔石ギルド】
魔抗石を主に扱うギルド。魔抗石の生産や補充、を行っている。怪しい実験をしている等、黒い噂が絶えない。
・ドワーフの悲劇
20年前、ドワーフ一族が8年に一度行う、鉱山での収穫祭にて起こった悲劇。報道によると鉱山が落盤し、ただでさえ個体数の少なかったドワーフが絶滅してしまったと伝えられた。だが、この報道に異を唱える者もいる。
・エルフの反乱
ドワーフの悲劇より半年後に起こった戦争。世界で唯一魔法を使える種族であったが、人間の数の力に押されやむなく敗戦。生き残った少数のエルフたちは森へ姿を消したとされている。「豊富な鉱山資源を狙って、一方的に仕掛けられた戦争」と、各国の王族が報道しているが真偽は不明。23年前に交わされた、エルフ・ドワーフ間の和平が、反乱に何らかの関係があるのでは?と考える者もいる。