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閑話 クラスメイトとの交流

閑話です。短いです。

ある日の昼休み。

午前の授業を終えたSランククラスは、全員ぐったりしながらも、どこか楽しそうに食堂へ向かった。


学園の食堂は広く、天井が高く、魔法で温度管理された快適な空間だ。窓際には庭園が見え、中央には大きな丸テーブルがいくつも並んでいる。


「うわぁ……やっぱり広い……」


ミナが目を輝かせる。


「何回も見てるけど、食堂っていうより……城の宴会場みたいだな」


ユートも思わず呟いた。


Sランククラスのメンバーは、 自然と一つの大きなテーブルに集まった。



料理は豪華だ。肉のグリル、野菜スープ、焼きたてのパン、魔法で温められたシチューまである。


「いただきまーす!」


ジンが真っ先に肉にかぶりつく。


「ジン、早いよ……」


セリナが苦笑する。


「だって腹減ったんだもん!」


ジンは笑いながら肉を頬張った。


カイルがユートの隣に座り、パンをかじりながら言った。


「なぁユート。次は勝ってやるからなー!」


ユートは笑って返す。


「おう、楽しみにしてるよ。カイルのスピード、すごかったしな」


「だろ?でも次はもっと速くなるからな!」


リオも静かに笑う。


「僕も、いつかユートと剣を交えたい。古流剣術がどこまで通じるか試したいんだ」


「もちろん。俺も楽しみだよ」


軽いライバル関係が、 どこか心地よい空気を作っていた。



セリナがミナの隣に座り、スープを飲みながら話しかける。


「ミナさんの精霊魔法……本当に綺麗だったよ。炎と光が混ざるなんて、初めて見た」


ミナは照れながら微笑む。


「ありがとう。セリナさんの氷魔法もすごかったよ。あんなに綺麗な氷、見たことないもん」


エリオットが眼鏡を押し上げながら言う。


「二人とも……魔力の質が高すぎる……僕ももっと研究しないと……」


ノアは静かにパンをちぎりながら呟く。


「……みんな強いね」


エマは笑顔で言う。


「ノアくんもすごかったよ!前、透明な刃で石像切ってたじゃん!」


ノアは少し照れたように目をそらした。



セリナがニヤリと笑い、ミナの方へ身を寄せる。


「ねぇミナさん。ユートくんのこと……どう思ってるの?」


ミナはスプーンを落としそうになった。


「えっ!?ど、どうって…… その……一緒に住んでるし…… 大事な人……かな……?」


顔が真っ赤になる。


周りが一斉に「おお〜」と盛り上がる。


ユート側でも同じことが起きていた。


カイルが肘でつつく。


「なぁユート。ミナのこと、どう思ってんだよ?」


ユートはパンを喉に詰まらせそうになった。


「えっ!?いや、その…… 大事な仲間だし…… ずっと一緒にいたいっていうか…… 守りたいっていうか……」


リオが微笑む。


「それ、十分“特別”ってことじゃない?」


ユートは真っ赤になった。


ジンが笑いながら叫ぶ。


「お前ら、甘酸っぱいなー!」


エマが嬉しそうに言う。


「でもいいよね、そういうの! 青春って感じ!」


ルナは静かに微笑む。


「……二人とも、お似合いだと思う」


テオの肩のピコが「ピィッ」と鳴いた。


ミナとユートは互いに目を合わせ、照れながらも微笑んだ。


「……なんか、みんなにからかわれちゃったね」


ミナが小声で言う。


「だな……でも、悪くないかも」


ユートも照れながら答える。


その瞬間、 二人の距離がほんの少しだけ近づいた。


「次の授業、何だっけ?」

「午後は軽めって言ってたけど……」

「いや絶対軽くないよね……」


笑い声が広がり、 Sランククラスの絆が少しずつ深まっていった。


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