表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/71

35.自己紹介

今日は投稿頑張るぞー


追記

この話のタイトルを変更しました

初授業→自己紹介


追追記

この話もユートとミナの名字がよくわからんやつになってました、すいません。


追追記

本当に申し訳ないんですが、フィオを消しました

入学式の翌朝。

冬の冷たい空気がまだ残る早朝、ユートとミナは学園の敷地へ足を踏み入れた。


王都冒険者養成学園グランディア―― 王国最高峰の冒険者育成機関であり、 王都の中心に広大な敷地を構える巨大な学園だ。


白い石造りの校舎は荘厳で、 高い塔には魔力を増幅する魔導石が埋め込まれている。 敷地内には訓練場、魔法陣広場、図書館、錬金工房、 さらには小規模なダンジョンまで存在する。


その中でも―― Sランククラス専用区画 は別格だった。


一般クラスの教室が並ぶ棟とは離れ、 まるで王族の学び舎のような静けさと威厳を放っている。


「……ここが、Sランククラスの棟……」


ミナが白銀杖を抱えながら呟く。


「なんか……空気が違うな」


ユートも思わず息を呑んだ。


廊下の壁には古代魔法陣が刻まれ、 天井には魔力を吸収・循環させる青い魔導石が埋め込まれている。 床は強化石で作られ、普通の教室よりも広く、 まるで訓練場と研究室を合わせたような空間だった。



教室の扉を開けると、 すでに十数名の生徒が席に座っていた。


全員十二歳。 だが、纏う空気は十二歳とは思えないほど鋭い。


魔力の気配、剣士の気迫、 精霊の気配を纏う者までいる。


ユートとミナが入ると、 ざわりと空気が揺れた。


「総合一位のユートだ……」

「魔法一位のミナも来た……」


そんな囁きが広がる。


二人は少し緊張しながら席に座った。





ガラッ!


教室の扉が勢いよく開いた。


「おーい、お前ら全員いるな? よしよし、遅刻ゼロだ。優秀優秀」


入ってきたのは、 茶髪を後ろで束ねた三十代の男性。 ローブは着ているが、どこかラフで親しみやすい雰囲気。


しかし―― その歩き方、立ち姿、纏う気配は“本物の強者”そのものだった。


「今日からSランククラスを担当する、ハルド・レインだ。よろしくな」


声は明るく柔らかいが、 その奥に隠された圧倒的な実力が感じられる。



ハルドは教壇に立ち、教室を見渡した。


「まずは、この学園について簡単に説明するぞ。王都冒険者養成学園グランディアは、王国で最も優秀な冒険者を育てる場所だ」


生徒たちは真剣に耳を傾ける。


「授業は剣術、魔法、知識、戦術、ダンジョン実習……そしてギルド活動まで幅広い。ここでの成績は、そのまま将来の冒険者ランクに直結する」


ユートとミナは思わず背筋を伸ばした。


「で、お前たちSランククラスには特別な特権がある」


教室がざわつく。


「まず一つ目。学園内の施設を優先的に使える。訓練場、魔法陣室、図書館の禁書区画……全部、Sランクは予約なしで使える」


「「禁書区画……!」 」


ミナと眼鏡をかけた少年が小さく息を呑む。


「二つ目。専属の教官がつく。俺以外にも、剣術、魔法、精霊、錬金……各分野のトップが直接指導してくれる」

「三つ目。学園外の実習に参加できる。普通はAランク以上じゃないと無理だが、Sランクは例外だ」


ユートは思わず拳を握った。


「そして四つ目。ギルドを作る権利がある」


教室が一気にざわついた。


ハルドは笑いながら続けた。


「ギルドってのは、冒険者のチームみたいなもんだ。最大30人まで所属できる。ただし、ギルド対決に出られるのは15人までだ」


ユートが小声で呟く。


「30人……結構多いな」


「ギルドは作った瞬間、Eランクからスタートする。そこから――格上のギルドを倒す、同ランクのギルドをギルド対決で倒す、ギルドでダンジョンを攻略する、ほかにも依頼をこなすとかもあるが主にこの三つでギルドランクが上がっていく」


ミナが目を輝かせた。


「じゃあ……自分たちでギルドを作って、強くしていけるんだ」


「その通り。ギルド対決は学園最大のイベントの一つだ。勝てば名声も実力も一気に上がる。負ければ……まあ、泣くなよ?」


生徒たちが笑う。


ハルドは手を叩いた。


「そしてもう一つ。一ヶ月後に“新入生闘技大会”がある」


教室が一気にざわつく。


「新入生全員が参加する大会だ。個人戦とクラスごとの団体戦があって、優勝すれば学園中に名前が知れ渡る」


ユートの心臓が高鳴る。


「もちろん、Sランククラスは期待されてるぞ。お前たちがどれだけ強いのか、全校生徒が注目してるからな」


ミナとユートは少し緊張しながらも、 どこか楽しそうに微笑んだ。


「さて、説明はここまでだ。ここからは自己紹介タイムだぞー!」


ハルドが笑いながら言うと、 教室の空気が少し和らいだ。


「Sランククラスは人数が少ないし、仲良くなっとけ。じゃあ……ユート、お前から」


ユートは前に出て、暁光剣と黎明の剣に手を添えた。


「ユート・アルティナールです。二刀流で戦います。剣も魔法も好きで、もっと強くなりたいです。よろしくお願いします」


教室がざわつく。


「二刀流……」

「総合一位の実力か……」


ミナは白銀杖を抱えながら前に出た。


「ミナ・リュミエールです。炎と光の精霊と契約しています。支援も攻撃も頑張ります。よろしくお願いします」


「精霊二体同時……?」

「すご……」



短髪で快活な少年。 腰には細身の剣。


「カイル・ドラン!剣術二位だったけど、ユートには絶対勝つつもりだ!スピード勝負なら負けないからな!」


ユートに向けてニッと笑う。



銀髪の少女。 氷の魔力が周囲の空気を冷やす。


「セリナです。氷魔法が得意。ミナさん、精霊魔法の制御……すごかった。いつか一緒に魔法の練習したいな」


ミナは嬉しそうに頷く。



眼鏡をかけた少年。 手には古い魔導書。


「エリオット……です。魔導書の研究が好きで……えっと……よろしくお願いします」


控えめだが、魔力の質は異常に高い。



落ち着いた雰囲気の少年。 木刀を背負っている。


「リオだ。ユート、君の剣は見事だった。俺は“型”を極める剣士だ。いつか手合わせしよう」



筋肉質で元気な少年。


「ジンだ!体術が得意!魔法は苦手だけど、殴ればなんとかなる!」



黒髪の少女。 瞳がどこか不思議な光を宿す。


「ルナ……です。幻術が得意。でも、あんまり怖がらせないようにするね」



茶髪の少年。 肩に小さな魔物が乗っている。


「テオ!召喚術が得意!こいつは相棒の“ピコ”!」


ピコが「ピィ!」と鳴く。



黒いローブの少年。 魔力の気配が薄い。


「ノア……です。魔法は……まあ、普通です」


普通と言いながら、ハルドが一瞬だけ目を細めた。



赤髪の少女。 腰に薬瓶がたくさんぶら下がっている。


「エマ!錬金術が得意!爆発は……たまにするけど、気にしないで!」



金茶の髪の少年。背中に小さな弓。


「レオン。弓が得意。遠距離からの援護は任せて」



ハルドが満足そうに頷いた。


「よし、全員いい自己紹介だったな。Sランククラスは個性の塊だ。これから一緒に強くなっていこうぜ」


生徒たちは互いに顔を見合わせ、 緊張が少しずつ解けていった。


評価、ブックマーク、感想、リアクション、本当に全部うれしいんで一個でも、できれば2、3、いや全部お願いします!そしたら友達に自慢できます!

あと、前話で言うのを忘れていたんですが、ブックマーク二件追加されてました!本当にありがとうございます!さらに!追加で三人も評価をしてくれて作者はもう喜びの舞を踊ってました。本当に本当にありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ