23.転生後初の10連ガチャ
短いかも
フロスト・トロルを倒したその夜。ユートとミナは王都の宿に泊まっていた。石造りの宿は暖かく、窓からは街灯の光が差し込み、街のざわめきが遠くに聞こえる。二人は夕食を済ませ、部屋で休んでいた。
「ユート、今日は本当に大変だったね。」
「そうだな。でも暁光剣と白銀杖があったから勝てた。……それに、まだ試していない力がある。」
ユートは掌を前に突き出す。10連はたまっている。
固有スキル《ガチャ》――その力を使う時が来た。
掌に魔力が集まり、光の輪が広がる。輪は回転し、十の光球が浮かび上がった。ミナはベッドの端に座り、目を輝かせて見守る。
「これが……ユートのガチャ……!」
光球が次々と弾け、アイテムやスキルが姿を現す。
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◆ 10連ガチャ結果 ◆
①【R】装備《鋼鉄の肩当て》
――物理防御力+5%。軽量で動きを妨げない。
②【SR】スキル《二重詠唱》
――同時に二種類の魔法を詠唱可能。成功率はやや低下。
③【SSR】装備《蒼穹の外套》
――風属性魔法の威力+30%、移動速度上昇。
④【R】アイテム《癒しのポーション》
――HPを即座に30%回復。
⑤【SR】スキル《魔力循環術》
――消費した魔力を徐々に回復する。
⑥【SSR】アイテム《時の砂時計》
――一度だけ戦闘中の時間を数秒巻き戻せる。
⑦【R】装備《旅人のブーツ》
――移動速度+10%。長距離移動に適する。
⑧【SR】アイテム《精霊の涙》
――使用すると精霊との契約を一時的に強化。
⑨【SSR】スキル《魔力共鳴》
――仲間と魔力を共有し、連携技の威力を大幅上昇。
⑩【UR】装備《黎明の剣》
――攻撃時に光属性の斬撃を追加発動。暁光剣との相性抜群。
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「……すごい!これ全部、ユートの力になるんだね。」
ミナが息を呑む。
「そうだ。スキルは俺しか使えない。でも、アイテムや装備はミナにも渡せる。例えば《精霊の涙》はミナが使えば精霊との契約を強化できるはずだ。」
ミナは頷き、微笑んだ。
「私はガチャのスキルは使えないけど……ユートが引いた力で支えられる。二人ならもっと強くなれるね。」
ユートは《黎明の剣》を見つめ、暁光剣と並べて握った。
「二刀流に挑戦してみたいけど……まだ扱えるかは分からない。」
二人は夜更けまで新しい力について語り合い、次の戦いに備えて眠りについた。
◇
翌朝。宿の食堂で朝食を取っていると、執事カストルが二人のもとへやって来た。
「ユート様、ミナ様。昨日の戦いで十分に力を示されました。今日はお二人だけで挑んでみてください。」
ユートは頷き、ミナと視線を交わす。
「分かった。二人で行こう。」
「うん、ユートとなら大丈夫。」
二人は宿を後にし、森へ向かった。
森の奥に入ると、再びフロスト・トロルが姿を現した。氷の棍棒を握りしめ、赤い目が二人を睨みつける。
「……昨日の敵だ。今度は二人だけで。」
ユートが剣を構える。
「ユート、気をつけて!」
ミナが杖を握り直す。
トロルが咆哮を上げ、棍棒を振り下ろす。ユートは暁光剣で受け止め、黎明の剣で斬り返そうとする。しかし二刀流はまだぎこちなく、動きが噛み合わない。
「くっ……重い……!」
斬撃は浅く、トロルの氷の鎧を削る程度にしかならなかった。ユートは歯を食いしばり、黎明の剣を一旦収める。
「今は暁光剣一本に集中する!」
ユートは《魔力循環術》で消費した魔力を回復しながら、暁光剣で連続斬撃を繰り出す。 ミナはユートから渡された《精霊の涙》を使い、精霊との契約を強化。炎の精霊がより強く燃え上がり、放たれた火球がトロルの氷の鎧を砕いた。
「光炎斬――!」
剣と杖の力が融合し、閃光が爆発。トロルの肉体を焼き尽くし、再生を封じた。
「ぐぉぉぉぉ……!」
トロルは咆哮を上げ、ついに倒れ込んだ。地面が揺れ、白い蒸気が漂う。
ユートは剣を収め、肩で息をしながらミナを振り返った。彼女も額に汗を浮かべていたが、その瞳は輝いていた。
「ユート、二刀流はまだ難しいみたいだね。」
「ああ……暁光剣一本に集中した方が今はいい。でも、黎明の剣も必ず使いこなしてみせる。」
ミナは微笑み、杖を胸に抱いた。
「その時は、私の魔法も一緒に進化させる。二人で新しい必殺技を作ろう。」
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誤字報告や文法がおかしいなども是非!!!
明日(まあもう今日ですが)はおとといのテストが簡単なので大量に話を生産させていきたいと思います。
ブックマークして待っててね!!(圧




