16.封印解除前夜
ガチャを書きたすぎて一気にここまで飛ばしちゃいましたm(__)m
申し訳ない。
冬の夜風が庭の芝生を揺らす。
月光が庭木の影を長く伸ばし、星々は濃紺の空で瞬きを繰り返している。
ユート・アルティナールは庭の縁に腰を下ろし、今日一日の修練を振り返る。
――明日……僕も10歳か……
カレンダーを開き確認する。
現在は12月30日、年の終わりも間近。
ユートの誕生日は1月1日、残りあと一日で10歳になる計算だ。ちなみにミナに聞いてみたところ、ミナも誕生日が1月1日だった。てか、久しぶりにミナのステータスを見てみようか。
ーーーーーーーーステータスーーーーーーーー
<基本情報>
レベル :17
HP :120
MP :155
STR :9
VIT :15
AGI :20
DEX :28
LUK :22
<武器・装備>
武器:アメジストの杖
防具:軽装の魔法服
アクセ:魔力増幅ペンダント
<一般スキル>
魔力系
・魔力感知(上級)
・魔力操作(上級)
魔法系
・光の翼
・火の精霊術(上級)
・光の精霊術(上級)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミナも相当強くなったな。やっぱり魔法使いとして本当に強いかもしれない。将来冒険者とかでパーティーを組みたいな。
話を戻すが転生させれる周期でもあるのかな?
この世界では1年は360日、1か月は30日として数えるため、年末の12月30日は二人の誕生日までほぼ「カウントダウン状態」にある。
約二年間の剣術・魔力操作・危機回避特訓の集大成として、誕生日と同時に封印解除が可能になる予定だ。
まだ9歳だが、体も魔力も十分に成長している感覚がある。
今度はユートは意識を集中させ、ステータスを確認する。
ーーーーーーーーステータスーーーーーーーー
<基本情報>
レベル:18
HP:155
MP:148
STR:28
VIT:26
AGI:32
DEX:30
LUK:25
<武器・装備>
武器:鋼鉄の短剣
防具:軽鎧
アクセ:魔力増幅リング
<一般スキル>
魔力系
・魔力感知(超上級)
・魔力操作(上級)
物理系
・基本剣術(上級)
・危機回避(上級)
魔法系
・光の翼
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今までなかった魔力増幅リングだけ紹介していこうか。
【SR】魔力増幅リング
効果:魔力量+10%
魔力の操作精度をわずかに高める
ちなみに、魔力増幅ペンダントは同じ効果だ。
ユートは指でリングを触りながら思う。
魔力増幅リングは特殊な魔導具で、装備者の魔力出力を10%増幅し、魔力の操作精度もわずかに高める効果がある。
微細な力のコントロールや動作でその効果が体感でき、二年間の特訓で鍛え上げられた体と魔力には、増幅の効果が明確に感じられる。
リングの微細な力が指先や脚の動きに伝わり、攻撃や回避、魔力の放出にわずかながら余裕を生むのだ。
かなり便利な物だ。
ユートは軽く前後にステップを踏む。
踏み込み、腰の回転、腕の角度――すべてが体と魔力の感覚で連動している。
危機回避覚醒スキルも完全に身についており、動きに無駄はない。
――約二年間の成果........
その時、光の翼が微かに羽ばたき、念話でミナの声が届く。
『ユート、まだ起きてる?』
『うん……今日はステータス確認と動きの調整をしてた』
『ステータス確認……?』
『そう。体の感覚と数字で成長を確認してたんだ』
『ユート……本当に……前よりずっと滑らかで安定してる……体も魔力も』
ユートは短剣を握り、軽く前後に動いて見せる。
踏み込み、腰の回転、剣の軌道――すべてが体と魔力の感覚で完全に連動する。
リングの効果も体感でき、微細な力の配分が一段と正確になっている。
『ユート……本当に……体と魔力が一体化してる……』
ユートは肩をすくめ、少し照れながら念話で返す。
『二年間、毎日反復練習したからね。危機回避も完全に使えるようになってる』
『すごい……』
ユートは間を置き、念話で慎重に告げる。
『とうとう……あと一日だね.......』
『だね...........』
『封印解除されたら二人で効果とか教えあわない?』
『もちろんいいよ』
庭の木々は夜風に揺れ、葉の擦れる音が静かに響く。
芝生の匂い、遠くで小川の水音が微かに聞こえる。
静かな夜、念話越しに互いの存在を感じ合う二人。
『ユート、緊張してる?』
『少しは……でも、不安より楽しみの方が大きいかな』
『うん、楽しみだね』
ユートは短剣を軽く握り直し、深呼吸する。
体と魔力の流れ、二年間の積み重ね、そして明日への期待……
すべてが手や足、体の芯に響いている。
二人はしばらく念話で話し続ける。
星空の下、庭の静寂が長く深く二人を包む。
小さな胸の高鳴りと二年間の成長実感が、ユートの心を満たしていた。
ユートは短剣を脇に置き、魔力端末をしまい込む。
深呼吸を重ね、体と魔力の感覚を丁寧に味わう。
(……明日……ついにガチャが……どんな力が手に入るんだろう……)
夜風がそよぎ、庭の影が長く伸びる。
ユートは目を閉じ、念話越しに届くミナの安堵と期待を感じながら、静かに眠りにつく準備を整えた。
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