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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が高いです。予めご了承下さい。

悪の勇者の異世界征服 Re:relay

作者:東乃西瓜

ナナシ・ バンディット


かつて勇者に家族を殺された男、彼は勇者への復讐を決意した。


復讐のために勇者 フィーナ・アレクサンドと偽りの友情を築いたナナシだったが、次第にその友情は大きく、そして深くなっていく。


このままでは仇であるはずのフィーナを殺すことなど出来ないと判断したナナシは、まずフィーナの敵となることを目標とする。
 

『悪』の素質がある者を仲間にして、『正義』に救われなかった者を仲間にして、『勇者』を滅ぼしたい者を仲間にして、フィーナの敵になろうとした。


フィーナ率いる勇者のパーティ、勇者たちを支援していたアルメリアという国、アルメリア王国騎士団、アルメリア学園、そしてフィーナの所属していたギルドに至るまで。


それら全てを敵にしてもまだ、自分を敵でなく友だと考えるフィーナ。
そんなフィーナをやはり殺したいと思えないナナシ。



-----ナナシは決意する。


ならば自分がフィーナが殺さなければならない対象になると。
勇者が殺さなければならない相手、即ち『魔王』になると。



『魔王』になるためには、現在の『魔王』を殺し次の『魔王』になることを受け入れる、という条件があると知ったナナシは、紆余曲折を経て無事『魔王』を殺すことに成功し、『魔王』となった。



そしてフィーナとの決戦。



結局最後まで、フィーナはナナシを殺せなかった。
『勇者』として『魔王』を殺すことよりも、『フィーナ』として『ナナシ』を殺さないことを選んだ。


フィーナは死に際、『正義』でも『勇者』でもなく、ただナナシの『友』として「生きて」と言葉を遺す。


復讐のための人生などでなく、ナナシという1人の人間としての人生をナナシに歩ませるために、フィーナは自らの死を選んだ。



しかし、それでもナナシは『悪』だった。
フィーナの次に選ばれた『勇者』や『正義』を許すことのできないナナシは、やはりそれらを敵とした。





『魔王』は『正義』を滅ぼすべく、人間の世界を征服しようと目論む。



『悪』に救われ、『悪』として生きることを選んだナナシ。


この物語は『悪』に救われた少女が『魔王』を救う物語。


-------
この作品は前作、悪の勇者の異世界征服の続編になります!
よければそちらからお読みください!
意思を継いだ者たち
リリレイ
2024/06/09 01:00
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2024/06/11 19:00
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