ミラクルボーイ
彼はとある小さな島で生まれた。父親が教師で坂本龍馬のようにすごい人物に育ってほしいという思いで「龍馬」と名付けた。彼は数奇な運命でまさに龍の如く現代社会を動かしていく風雲児となっていく。
龍馬はとある小さな島で生まれ、その地区には龍馬の他に4人の子供がいた。龍馬とその4人の子供は幼稚園の頃からの幼馴染みで小学校、中学校と共に暮らしてきた。彼らは小学生の時に全国少年野球大会で優勝を勝ち取り、中学校では全国バスケットボール大会で優勝を勝ち取っていた。それもこれも、島と自然と海と龍馬の父親のおかげだった。そして、この物語は龍馬が高校1年生の時から始まる。
龍馬たちは5人で本州にある同じ高校に通い始めた。そこは地区で一番賢い高校だった。その高校に入れたのも美優という島の同級生のおかげだった。ちなみに美優は龍馬の中1からの恋人だ。なので、5人は美優には頭が上がらず、姉さん(アネさん)と呼んでいた。
5人は高校でサッカー部に入ることにした。小学校で野球、中学校でバスケの全国一をとったので次はサッカーで全国一をとることにした。その他に軽音部を作ることにした。なぜ軽音部かというと龍馬だけ美優という恋人がおり、他の4人には彼女がいなかったので女子に巡り合う機会とした。そこで、4人それぞれが新1年生の中から気になる子を誘い軽音楽部に入部させた。合計男子5人女子5人のバンドを組むこととなった。バンド名はフャイアーボンバーズと命名した。そもそも男4人はスポーツ万能でそれぞれキャラがありイケメンであった。なので連れてきた女の子も皆美人やかわいらしかった。中でも龍馬と美優は別格であった。龍馬は頭脳明晰でイケメンで先を見通す目があり、彼の辞書に不可能という文字はなかった。美優もじ頭脳明晰で容姿端麗で姉御肌のかわいい女の子であった。
そんな10人がバンドを結成し文化祭でカバー曲を歌うと、たちまち噂になりラジオからテレビ出演にまでとんとん拍子になった。曲は四季や感情を題材としみんなに共感を得るもので、大ヒットした。男5人はスポーツ万能で話題性があり、女5人は可愛さとダンスで魅了した。そうこうしながらもサッカーのほうも高校1年生で全校優勝を勝ち取った。そして、冠番組を持つようになり、国民的アイドルバンドとなった。
高校2年生になると、ワールドカップがあり、男5人は招集され、日頃の連携技で見事日本をワールドカップ優勝に導いた。それから、高校3年生になると龍馬は世界陸上の100mに挑戦し世界記録を出した。
そして、大学は東京大学に進学した。東京大学に進学したのは龍馬と美優と他1カップルであった。その他は各々カップルになり早稲田と慶応に進学した。大学では龍馬は体操部に入り、また全国優勝を成し遂げた。また、美優も新体操部に入り全国優勝を成し遂げた。そして、勉学のほうでは太陽光発電について勉強し、熱を電気に変える高変換率のパネルを開発し特許をとり世界に売り出した。
また、大学3年生になると高出力の水素電池を開発しエコな空飛ぶ車「エアカー」を開発した。そして、大学4年生になるとマクロス7のようなバルキリーを開発し、世界一の企業を立ち上げた。その後、美優と結婚し卒業を迎えた。
社会人1年目は社長として世界を飛び回り、バルキリー作成にトヨタの力を借り大量生産に尽力した。バルキリーの開発によりいろいろなロボットが実生活に活用され、ユンボなど工事器具も変化した。
そして25歳になり、龍馬は目まぐるしい変化の世界に行政が追い付いていないので政界へ入り、30歳で内閣総理大臣となった。彼のおかげで日本は世界一の国になり、また、地球はエコな星となった。
しかし、35歳の時、巨大隕石が地球に向かってきた。そこで、龍馬と4人の男はバルキリーに乗り隕石を破壊しに行き見事成し遂げた。それにより、5人は世界的ヒーローとなった。そして、各々のカップルは結婚し子供ができ幸せに暮らした。