道具や武器について
【輝石・魔石】
輝石とは、動物の死骸に瘴気が取りついた際に異形の生物と化した瘴獣が倒れた際に残す黒い輝きを放つ濃い半透明の鉱物。
取りついた瘴気が結晶化したものと言われるるが、詳細はわかっていない。
輝石には魔力を吸収する性質があり、魔力を含んだ 輝石が魔石と呼ばれる。
魔石を使用すると、魔法士がいなくても魔法を使うことができる。
光の魔法を吸収させれば灯りとして使用することができ、火の魔法を吸収 させれば火種として使用することができる。 魔石には寿命があり、何度も使用し続けるとただの石に変わってしまう。
【バスタードソード】
両手でも片手でも使用できる使い勝手のいい大振りの剣。
取り回し安いため、この世界に数ある剣技の大半はバスタードソードを使うことを前提としている。
剣としての破壊力は大剣に劣るものの、その分切れ味は鋭く小回りが利きやすい。 対人及び対瘴獣のどちらにも使用可能。
【大剣】
バスタードソードよりも長く、重量もあり両手持ち専用に鍛えられた剣。
重量があるため取り回し難く十分な剣技を使うことが難しいことから、余程腕に自信があるものでなければ常時使用することはない。
基本的な用途としては、対人ではなく対瘴獣向けに一撃必殺を狙う剣である。
【レイピア】
片手で使用する細身の剣であり、斬ることではなく突くことに主眼が置かれている。
軽く携帯しやすいため、護身用として人気がある。基本的には対人用であり憲兵隊等の主要装備である。
【ダガー(短剣)】
短いため携帯しやすく、超接近戦において威力を発揮する剣。
【ダーク(投擲用短剣)】
投擲用(投げる)のダガー。
命中精度を高めるためにさまざまな工夫がしてある。
※注意 現実に「ダーク」と呼ばれるスコットランドやイングランドで使われた短剣がありますが、これは「投擲にも」使える短剣であり「投擲用」 ではありません。あくまでこの世界での呼称です。
【弓】
矢を飛ばすための道具であり、遠距離攻撃の定番の武器である。
【魔法士の杖】
先端部分に形を整え磨かれた魔石が取りつけられた杖。長さは個人の好みよる(歳を取る程長くなる傾向がある)。 魔法自体は杖がなくても使用できるが、光の魔法などのように魔法を長時間維持することは非常に難しく、またその間は魔法士は何もできなくなってしまう。
そのため、長時間維持する必要がある場合は杖に仕込んだ魔石に魔力を吸収させ、それを媒体にして魔法を行使することにより、魔法士は何もしなくても魔法を維持することができるようになる。
魔石はしばらくすると石になってしまうが、先端部分のみ交換することが出来る。