魔法について
【自然魔法】
火、水、風、光そして闇を無から具現化する魔法。
魔力を持っていれば、具現化したい要素をイメージするだけで発動できる。その威力は術者の魔力に依存し、何ができるかは術者のイメージ力と集中力に依存する。
また、闇の具現化については実際に行われた記録は無い。闇については研究中であり、そもそも闇とは何であるかが不明のため、イメージすることができないことが原因である。
自然魔法を行使する際に「光よ」などの言葉を発する魔法士が多いが、これは必須ではなく声に出した方がイメージしやすいためである。
【陣魔法】
魔法陣と呪文を必要とする非常に高度な魔法。
さまざまなことが可能であるが、自在に使いこなすには魔法陣に必要な古代文字とその意味を正確に理解していることと、世界のあり方や精神のあり方についての知識も必要である。
また、魔法陣と魔力を含む「力ある言葉」唱えることが必要であるためすぐに使うことはできず、準備に相応の時間が掛かる。
【回復魔法】
外傷を治癒する魔法。
魔力で外傷を直接治す魔法ではなく、生物がもともと持っている自然治癒能力を魔力により強制的に促進させるため、回復魔法を掛けられた者は体力を相当消耗する。
骨折を回復魔法で治癒すると四、五日は疲労で動くことはできない。また、体力の落ちている重傷者に回復魔法を掛けると体力がさらに奪われ、逆に即死すらさせてしまう可能性があるため、使用には注意が必要である。 尚、病気や毒は直すことができない。