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職業や組織について

【ワンダラー】

いわゆる「なんでも屋」であり、ギルドと呼ばれる仕事斡旋所から仕事を請けてその報酬を生活の糧としている者たち。

ワンダラーを生業としてい者には旅人も多く、立ち寄った街で当面の資金を稼ぐために仕事をこなしている者もいる。 瘴獣退治などの戦う仕事を専門に行う者は傭兵と言われることもあるが、あくまでワンダラーの一形態であり「ワンダラー=傭兵」では無い。

中には遺跡調査などを専門に行う「シーフ」と呼ばれるワンダラーもいる(何故「シーフ」と呼ばれるかは推して知るべし)。

「ワンダラー」といわれる所以は、ワンダラーの起源が大陸開拓時代にあり、当時大陸の未踏の地を開拓する者達が「ワンダラー」(放浪者)と呼ばれており、その者達が資金を得る方法として「なんでも屋」的なことを行っていたためである。


【ギルド(仕事斡旋所)】

ありとあらゆる仕事が登録される仕事斡旋所。

よくワンダラーが利用する。ワンダラー専門というわけではなく仕事自体は誰でも請け負える。

ギルドに登録できる仕事には特に制限はなく、「瘴獣退治」「人物調査」「護衛」「遺跡調査」「用心棒」「戦時の義勇兵」から「迷子の子猫探し」までと幅広い。

ただし、仕事として登録できるだけで実際に行うかは仕事を受ける側次第である。

誰でも仕事を請け負う事はできるが、その結果どうなろうとギルドは干渉しない。あくまで依頼主との仲介のみである。

ギルドは基本的に依頼主との仲介料で成り立っているが、一緒に酒場や宿屋を経営していることも多い。他の収入源として「瘴獣退治」の仕事を請け負ったワンダラーから、完了の証明として受け取った輝石を魔石屋に売っている。

また、ギルドには上位組織のような統括組織は無いが、大抵はギルド連合と呼ばれる組合に所属しており横の連携は強い。そのため仕事の 二重登録などはできず、同じ仕事を別ギルドで重複して受けてしまうようなことは無い。

ギルドは基本的に軍や憲兵隊などの統治組織の機関が弱いところに多く統治組織の手に余るものが仕事として登録されることが多い。そのため、アルデア帝国、ロビエス共和国、ダルリア王国などの国力が強く憲兵隊や軍が整っている国には仕事が無いため、ほとんど無い。

統一された統治組織の無い「都市同盟」に多く存在する。


【魔石屋】

輝石や魔石を売買する店。

魔石屋と言われているが、輝石も扱っている。

基本的にワンダラーが仕事と完了の証としてギルドに納めた輝石を買い取り輝石のまま販売したり、魔力を込めて魔石として販売している。

そのため、魔石屋の店主は魔法士であることが多い。

他にも「魔法士の杖」販売やメンテナンスも行っている。


【魔法士協会】

魔法士達が集まって作られた協会であり元々は行政からは独立した存在だったが、現在はその重要性から各国の行政機関から認可されており、公的機関の一つとなっている。

主な役割は、その地区に住んでいる魔法士の登録名簿の作成、魔法学校の運営、魔法(森羅万象)の研究などである。

魔法士の協会への登録は義務ではないが、登録すると研究費が支援してもらえたり、他の研究結果を見る事が出来るなどの特典もあるため、大半の魔法士は登録している。また、犯罪の容疑が掛けられやすい魔法士の弁護も行ってくれる。


【大聖堂】

信仰する対象が住まう神殿。

「大聖堂」といえば基本的に「大地母神マテル」の聖堂であるが、必ずしもそうではなく他の聖堂(竜信仰等)も存在する。

祈りの場の提供や、墓の管理、貧しいものへの導きが主な活動である。

「墓の管理」とは、人が死に埋葬された際に瘴獣化させないための管理である。具体的には瘴気が存在しない場所に墓を作ることはもちろんだが、墓自体にも瘴気を寄せ付けない特殊な魔法陣を施し、その維持管理である。


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