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機構少女0  作者: ずんだりんご
序章
7/16

武器屋

少し歩いた先にドアがあった、さっきまでただの洞窟だったところに

「やっぱりあった、とりあえず入ろ」

「わかった」

ガチャ

「ん、見ない顔だね、君新入りだよね、まあいいさ何でも売るよ、銃でも剣でも刀でも槍でも何でもある。ここにはね」

入った先には、だらだらしている店主とたくさんの武器があった

「というかまず先に、君名前は?まずその小さいほうから」

「わ、わたし?私はニオ。」

「じゃあ、大きい方は?」

「雪花だ。」

「まあいい、じゃあ何をご所望だ?銃?刀?」

「なんでもいい」

「なんでもいいじゃわからないよ、何か一つ選べ」

本当に何でも使える気がする、そのビジョンがなぜか浮かぶ、だが選ぶとなると、悩むな。

「悩んでるなら癖のある武器を紹介するぜ、まずこの鞭だ、私的には弱めだと思うが使ってるやつもいる」

「在庫処分ってことでしょ?要するに」

「ギクッ」

「じゃあ次は、大剣だこれは力、そう力こそがすべてを制する人に使ってほしい、君に合うんじゃないか?」

「もっと普通の武器ないの?雪花ちゃんの悩みが爆発するだけじゃん」

「文句が多い娘だね、正直私はこいつが欲しい武器を売りたいんだ」

「じゃあこれでいい」

そうして私が指をさしたのは、他とは違うオーラをまった刀だった

「それは!やめといたほうがいいぞ」

「なんでよ、雪花ちゃんが欲しいって言ってるんだよ?」

「少なくとも新入りが持っていい武器じゃない、多分君も振るうことができない」

「どういうこと?ちゃんと説明して」

「わかった、その剣は名前がないがいわば妖刀、使用者の命を吸い取る刀だ、しかも妖刀は人を選ぶ、もし気に入られなかったら、最悪死んでしまう。だからこそ売れないんだ」

「そうなのか、じゃあくれ、私は死ぬのが怖くない。」

「そういう問題じゃないだろ?どんな奴でも死ぬのは怖いもんだ。」

「いいや、もらっていく、この剣が気に入らずとも私がこの剣を気に入った。」

「じゃあわかった、握って振るってみろ、私は責任をとらん」

「いいだろう、じゃあそうさせてもらう」

「ちょっと待ってよ!」

急に彼女の声が店内に響き渡る

「なんでそんな話になってるの?命は大事だよ?だからダメ」

「いいや、いいんだ、正直お前がいなければなかった命だと思う、だからこそやらせていただく」

そう宣言し私はその妖刀を握る、その瞬間、私は謎の空間に飛ばされていたのだった

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