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アルカナオンライン 不遇の盾を極めた男  作者: 触手のお兄さん
始まり
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一章 7話《ダンジョン攻略-前編》

「ダンジョン… 入り口から広いですね」

ダンジョンに入った二人は入り口にキャンプを作る。キャンプはダンジョンで3回まで復活できる便利アイテムだ。

「それにしても初心者なのにキャンプ持ってるなんてびっくりだよ」

「友達が作ってくれたんです まさかこんなすぐに使うことになるとは」

キャンプの設置が終わり入り口を散策する。どうやらエントランスのように左右に部屋が4つ、中央正面に大きな扉がある。

大きな扉には4つの模様が描かれていた。

「これ… よくある別の部屋攻略したら開くようになるやつですよね」

ゲームでは定番のギミックである。

「んじゃ私が先導していくよ 初心者を前にしたら悪いからね」

「ありがとうございます!」

二人は右側の部屋から順番に攻略することにした。


部屋に入ると灯りが灯される。特に何もなさそうなので二人が進むと扉が閉まる。

「あ… これってまさか…?」

†失羽の騎士†がそう言うと正面から敵が大量に出現するのと同時に課題が表示された。

「課題は… どうやら10分間の生存のようだね」

攻撃職は生存に関係するスキルが少ないのでなかなか大変な課題である。

「これは大変そうですね… っ!」

敵は近接だけではなかった。遠くから弓を扱う敵も出現していてその攻撃がすぐ横を掠めていく。

「こっわ!危ないってこれ!」

†失羽の騎士†が慌てふためくがその少し先でハルカが敵を処理しつつ遠くからの攻撃を避けていた。

「†失羽の騎士†は大変そうだね 無駄な動きをしないように戦うといいよ」

ハルカからアドバイスを受ける。無駄な動きをしないよう最小限の動きをする。

その姿を見たハルカは驚いた。たった1つのアドバイスから近距離と遠距離の攻撃を躱し無効化したのである。

「こんな感じですか?」

「あ、うん… そんな感じ!」

そこからは二人とも余裕で敵を処理しつつ10分生き残って部屋から出る。 中央の扉の模様が1つ光っている。

「やっぱり残りも攻略しないとですね」

そうして二人は隣の部屋へ入っていく。


部屋に入ると中央に何かしらありそうなオブジェクトがあった。

「今回の課題はこれに関係してるのかな?」

ハルカがオブジェクトに接近すると課題が表示された。

「このオブジェクトを守れ… これ攻撃職にはキツくないですか?」

「まぁ普通の攻撃職ならキツいね でも私はそんじゃそこらの攻撃職とは違くてね」

そう言うとハルカは装備を切り替える。先ほどまでは可愛らしいフリフリの鎧だっが今度はゴツゴツの全身を包み込むような鎧になった。

「さて…†失羽の騎士†に見せてあげるよ 私達《二つタグ》持ちの本来の戦いをね」

敵が出現するのとほぼ同時にハルカがスキルを使う。

「【エネミーチャージ】!【ターゲットサイト】!」

ハルカの足下に紫色の円形エフェクトが出現して敵が集まっていく。

敵が円形エフェクトの範囲に入った瞬間ハルカのHPがどんどん増えていく。

「すごい… まるでタンクじゃないですか…」

†失羽の騎士†の言うとおりハルカの戦い方はタンクのようだった。敵のヘイトを奪いオブジェクトを守っていた。

「これからがお楽しみよ… 【ハイカーランス】!」

ハルカが地面に剣を突き刺すと敵の足下からランスが出てきて敵を串刺しにした。 全ての敵が一撃で消えていく。


そうしてしばらく雑魚を倒しているとボス枠であるゴーレムが出現した。

「ゴーレムか… ヘイトは奪ってあげるから†失羽の騎士†も一緒にお願いね」

「はい!」

†失羽の騎士†がゴーレムに攻撃をする。ヘイトはハルカに向いているので攻撃に集中できる。

「これで… 【破斬】!」

†失羽の騎士†のスキルがとどめとなりゴーレムが倒れて消えた。

課題がクリアされ扉が開いた。

「ハルカさんまるでタンクみたいで凄かったです!」

「†失羽の騎士†もそのうち自分だけの強さを見つけられると思うから頑張っていこうね」

二人は部屋から出て雑談しつつ休憩をした。

今回からダンジョン攻略です!戦闘シーンをうまく書けるように頑張りますよ!

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