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アルカナオンライン 不遇の盾を極めた男  作者: 触手のお兄さん
ワールドストーリー編
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二章 35話《狼と盾 それとバックパッカー》

「アンコさん!レベリング手伝ってもらえませんか?」

ワーロスがアンコに話し掛ける。

「お、全然いいよ ならЯ漆黒なる深淵Rも一緒に行くか?」

ちょうど近くにいたのでЯ漆黒なる深淵Rも誘う。

「我も…?ふむ…なら行くとしようか」

メンバーも決まったので三人でレベル上げに向かう。


しばらく移動してレベル上げをする狩り場に到着した。

少し遠くにはゴブリンやオークの群れが見えた。

「さてさて…んじゃま始めますかね」

ワーロスとЯ漆黒なる深淵Rが武器を構える。

ワーロスが指揮棒のような短い杖を構えると目の前に少し大きめの狼が現れる。

Я漆黒なる深淵Rはダガーとバックラーを構える。

「んじゃ俺も…」

アンコが片手に大盾を持ちつつ自分の周囲に3つの盾を展開して浮遊させる。

「…アンコさんのその浮いてる盾は?」

「ん?これはとある装備の効果でね 最大で10個まで武装を展開できるんだけどこれで攻撃はできないんだ」

「ふむ… ならば展開した武器をすぐに手に取りすぐ攻撃するような使い方が出来るということか?」

「お?よくわかったね まぁ俺の使い方は違うんだけどね」

Я漆黒なる深淵Rの言ったように武器をすぐ近くに展開させることで武器を切り替える時間をなくすことができる。

これをすることで状況に応じて武器を切り替えての高速戦闘ができるようになる。

「そんな装備があるんですね…ユニークですか?」

「いや…これはユニークではないね 入手はちょっと難しいけどね」


そんなこんな準備も終わったので戦闘を開始する。

「【鳴神】!」

そう言うとワーロスの狼が咆哮をする。

前方にいる敵の群れに狼から紫色の雷が走る。

数体の敵を倒し残った敵は痺れて動けなくなっていた。

「我も続くぞ!」

流れに乗るようにЯ漆黒なる深淵Rが走る。

Я漆黒なる深淵Rの職業であるバックパッカーは直接攻撃をするスキルが1つもない。

なので武器で普通に攻撃するしかない。

「ふん!そりゃ!」

ダガーを振り敵を切り裂く。

バックラーで攻撃を防ぐ。

「お~!ワーロスもЯ漆黒なる深淵Rもしっかりした動きだね」

「当然である!」

Я漆黒なる深淵Rの死角から攻撃が迫るが狼を操りワーロスがそれを止める。

順調にゴブリンを倒しているとオークが向かってきた。

「【疾風ハヤテ】!」

ワーロスがスキルを発動する。

狼がすごい速度でオークに走る。

「【アギト】!」

狼がオークに噛みつく。

「参る!」

Я漆黒なる深淵Rも駆けつけ構える。

Я漆黒なる深淵Rが攻撃をするがスキルがないのでダメージがなかなか出ないでいた。

するとオークが腕を大きく振って広範囲に攻撃をする。

「しまった!」

接近戦をしていたЯ漆黒なる深淵Rは避けられず直撃コースだった。

「まぁ間に合うよね」

アンコが浮いている盾を動かしてЯ漆黒なる深淵Rを守る。

「助かった!」

そう言ってЯ漆黒なる深淵Rが攻撃を再開する。

「な!なんです今の!?」

後方から狼を操っていたワーロスが驚く。

「展開した武装は使えないんじゃ…?」

「使えないってのは振ったり撃ったりってのがダメなだけでね 盾はそこにあるだけで効果が発動してるわけだからこうやって使うことができるんだよ」

「えぇ…」

ワーロスが困惑する。

そんな困惑をよそにЯ漆黒なる深淵Rがオークにとどめを刺す。

「アンコ殿!さっきは助かった!」

「いいよいいよ いざって時のための俺なんだからさ」

いまのビックリ防御に驚かないЯ漆黒なる深淵Rを見てさらに困惑する。

「ん?ワーロスよ…なにかあったのか?」

「…いや なんでもない」

ワーロスは諦めてレベル上げに戻ったのであった。

アンコの戦闘スタイルはイベント回でもやったけど盾を空中に展開するってカッコよくない?

そんなこんな桜ノ息吹から来た初心者四人の戦闘もこれで見せれたから次からは桜ノ息吹とタケミカヅチの交流を書きたいね

まぁ次も期待せず待っててね

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