一章 28話《PvPと救済》
ニャイターを助けるべく上位勢と戦闘をすることになった。
「二人とも…後ろに下がりながら戦うにゃ…」
「…?わかりました」
理由はわからないけど現状ここでの先輩になるのでなにか作戦があると考えて従う。
相手の攻撃は†失羽の騎士†が対処する。
リーダーと思われる盾と剣を持った前衛を自身が操る二刀流の竜騎士で対応しつつ残りの相手は盾とメイスを持った竜騎士に戦わせる。
遠距離からの攻撃には大盾の竜騎士で防がせる。
「この竜騎士なかなか… これは俺らだけじゃ倒せないかもしれないな…」
「ボスに連絡して増援頼んどきました!」
そんなこんな戦いが長引いていると敵側が三人を倒せないと考え増援を要請した。
「あと少しにゃ…」
ニャイターがそうボソッと言った瞬間、なにかが凄い速度で大盾の竜騎士に突っ込んだ。
「な…なに?」
「げ…マズいにゃ…」
そこには黒い鎧の男が立っていた。
その男は竜騎士を一撃で倒した。
「ボス!」
「なんだぁお前ら…こんなのに苦戦してんのか?」
相手のボスのようで見るからに強そうだった。
「ニャーさん…あの人は?」
「あれはPvPに特化してる上位勢『クロガネ』だにゃ…アタシらじゃ勝てないにゃ…」
ヤバいヤバいと舞が慌てているとニャイターが肩を叩いて落ち着かせる。
「でもまぁ間に合ったにゃ…」
「間に合った?」
「まぁ見てにゃって… 助 け て に ゃ ー !」
ニャイターが突然大声で助けを求めた。
「あぁ?なんだ突然…ビビっちまったか?」
すると突然、上からなにかが飛んできた。
「なにしてるんですか…?」
そこにいたのは司祭のような恰好の男性だった。
その男性は周囲を観察して何かに納得したのかニコニコしだした。
「わかりました… それではこれより神の名の下に…なんだっけ?まぁいいや以下略」
そんなことを言うと本を取り出しページをパラパラと捲る。
「彼の者に与えられん罰は…」
そしてパラパラと捲られていた本のページが止まる。
すると本が光りだし形を変える。
そしてデカいハンマーになった。
「それでは救済の執行を開始します」
そう言うと司祭のような恰好の男性はPKをしてきた相手に攻撃を始める。
「やべぇ!イカれ司祭じゃねぇか!」
ボスと呼ばれてた人は味方を置いて一目散に逃げていった。
「ニャーさん…あの人は?」
「あれは『カルノボグ』にゃ… 決まった時間に決まったルートをうろうろして悪いことしてる人を罰してる人にゃ とりあえずアイツに任せてアタシらは逃げるにゃ!」
その場を司祭に任せて三人は街まで走る。
どうやら追っ手はいないようで街に入る。
「やぁ、ニャイター また何かやらかしてたのですか?」
後ろから声がしたので振り返るとさっき助けてくれた司祭がニコニコしながら近づいてきた。
「仕事が早いにゃ… まぁ助かったにゃ」
「今回は初心者さんが一緒だったから助けたけど…ニャイターだけなら無視してましたからね」
二人はガミガミと嫌みを混ぜて雑談をし始めた。
「あ、あの!」
舞が司祭、カルノボグに話しかける。
「先ほどは助けていただきありがとうございました!」
「どういたしまして …初心者ですよね?」
「…まぁ初心者だにゃ」
カルノボグが少し悩む様子で舞を見る。
「この装備… 初心者が着るのはおかしくないですかね?」
「これ…ですか?」
装備について聞こうとしたタイミングで森の中に放置されていた†失羽の騎士†が帰ってきた。
「戻って来れたぁ~… あ!さっきの司祭!」
†失羽の騎士†はカルノボグを見るや勢いよく頭を下げてお礼を言った。
「いえいえ… 貴方も初心者です…よね?」
「? 初心者ですけど…」
「カルノボグ…この二人は少し訳ありにゃ とりあえず後で話をするから今は解散にゃ」
ニャイターの言葉で今回は解散することになったので舞と†失羽の騎士†はアンコの家に帰るのだった。
とてつもなく久しぶりの投稿!
最近なんか創作意欲的なのが全然なくてうまく書けなかったんですよね…元々うまく書けねぇから関係ないや
とりあえずこれからもこんな感じでチマチマ投稿していこうと思うので気ままに待っててくださいな




