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アルカナオンライン 不遇の盾を極めた男  作者: 触手のお兄さん
始まり
18/44

一章 17話《初めてのイベント》

EXシナリオのクリアから数日後…。

「お兄!イベントまであと少しだけど準備とかってあるの?」

「え?準備ねぇ… まぁ今回のイベントはギルド対抗戦だし最低限のアイテム補充かな?」

アルカナオンラインでは初となるギルド対抗イベントが始まろうとしていた。

このゲームではPvPはあるもののギルドやパーティーでの対人戦がメインのコンテンツはなかった。だが今回は大規模な戦闘になることが予想される。

「アイテム…よしっ!気合い…よしっ!」

「舞ちゃんは元気でいいなぁ… 俺は心配しかないよ」

「アストマーチさん大丈夫ですか?」

「こいつはまぁ… こんなだけど始まればどうにかなるだろ」

運営からの通知にてイベントまであと1時間だと告げられる。

今回のイベントでは広く作られた専用のマップに移動させられてそこでギルド同士でのバトルロワイヤルになる。

と言ってもギルドによっては人数が多すぎるので代表を5人決めてエントリーする形式になる。(タケミカヅチはそもそも現状4人しかいないので全員参加である)

「あと1時間か… とりあえずのんびりしつつ待つか」

アンコはソファで横になってぼーっとしていた。


1時間が経過して通知とともに転送が開始される。

「ふぎゅ…」

「ここが専用のマップかぁ~… ってお兄!?大丈夫…?」

ぼーっとしてたので通知に気が付かなかったアンコはソファで横になった体制のまま転送され少し浮いていたので落下して体を地面に叩きつけた。

「なにやってんだよアンコは… とりあえず周囲警戒しつつ動くか」

四人なので四方をそれぞれ警戒しつつ一旦の拠点を探す。

「えっと…確か安全エリアが1時間毎に狭くなるんだっけか」

「ですね よくあるバトロワ系のゲームと似たような感じみたいです」

そんなこんな歩いていたら前方に人影を見つける。

「お?誰かいるな… 警戒しつつ接近してみようか」

アンコが3人を守れるように先頭になって前進する。

ある程度の距離まで接近すると相手も警戒しつつ武器を構える。

「さすがにバトロワだな 目と目が合えば戦闘か」

四人も武器を構える。

相手は5人に対してこちらは4人なので数の有利を考え相手が先制攻撃をしてくる。

「まぁこの距離なら魔法だよな…っと!」

アンコが盾を構えて後ろを守る。

その隙に近接職3人が前に出てくる。

「初のPvPだろ?†失羽の騎士†ちゃんと舞ちゃんもやってみようか」

そう言ってアストマーチはいつでもアシストが出来るようにハンドガンを構える。

「やってみます…【フール・徒花】!」

「わかりました!【竜騎・ナイト】【竜騎・ガードナー】!」

舞は手元に杖、頭上には花が出現した。†失羽の騎士†の周りには剣を持った竜騎士2体とメイスと盾を持った竜騎士3体が現れた。

相手は突然のことに驚いたが既に逃げられる距離ではないので応戦する。

「いきますね! 【バレット・シャドウ】!」

舞が魔法を宣言し杖を前に構えると魔方陣が出現した。

それは儚くも綺麗な花の形をした魔方陣だった。

-ドゴォォ…ン-

舞の狙っていた後方の2人が跡形もなく消えていた。

それを見ていた相手は動きが止まっていた。

「戦場で止まるなんて…お馬鹿さんかな?」

†失羽の騎士†が竜騎士達に命令をする。

盾を持った竜騎士を前にして攻撃を対処させる。盾の後ろから剣が現れる。

「~~!楽しい!」

†失羽の騎士†は楽しそうであった。

いくら攻撃しても盾に防がれ隙ができれば剣が襲ってくる。

相手からしたら本来5人の相手までしか考えてないのにいきなり9人も目の前にいるのだから驚きと恐怖しかない。


そんなこんな相手はあっけなく全滅した。

「初めてのPvPにしては2人は大丈夫そうだね」

「そうですか…?それなら良かったです」

舞はアンコに褒められ嬉しそうにしていた。

「†失羽の騎士†ちゃん竜騎士の扱いが上手くなってるんじゃない?」

「ハルカさんに基礎をいろいろ教えて貰ったんです!そこからは独学でポジションとか動きを練習してます!」

2人は初のPvPだったがアンコが言うように特に問題なく相手を倒せた。

「よ~し!このまま敵をバッタバッタとなぎ倒してくぞ~!」

「「「おー!」」」

まさかの連続投稿ですよ!頑張りました!


今回からイベント編も始まりました

私はPvPとかバトロワとか苦手なんですがVRMMOの話を書くならやってみたかったんですよね~

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