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アルカナオンライン 不遇の盾を極めた男  作者: 触手のお兄さん
始まり
16/44

一章 16話《新たなる武器》

大きな扉の先、本棚が並ぶ部屋の奥には杖が飾られていた。

「ナラシはここのことは?」

「いンや… 知らないね…」

ナラシも知らない場所のようで警戒しながら探索する。

「本は… 加工とかの本みたいだな」

本を何冊か確認したがどれも加工のレシピや素材のことが書かれていた。

「奥にある杖はなんだ?」

飾られている杖の手前に目立つ本が1つだけあった。

読んでみるとどうやら杖について書いてあるようだ。

「愚者の杖… これ取っても大丈夫なやつですかね?」

舞は警戒しつつ杖に手を伸ばす。

すると杖は浮き上がり光りだす。

「なんだなんだ!」

光が落ち着くとそこには執事のような姿をした男性が立っていた。

「おぉ… ようやく…私を必要としてくれる人が現れたということですね」

男性は舞の前で跪いて手を取り手の甲に口づけをする。

「へ?えっと… なんですかねこれ」

「愚者の杖に触れたのは舞だからな… 主として認識してるのだろう」

「そこもですが… なんで杖が人に?」

舞が困惑するのを無視して男性はずっと何かを言っているが怖くて無視をする。

「そういう武器を扱ってた知り合いもいるし希によくあるんじゃァねぇか?」

「そういえばいたな… なんかメイドみたいなの連れてたやつ…」

話に反応してか執事の男性は声を大きくして聞き返す。

「メイドですと…! それは靴のような武器になりましたか?」

「ンへっ?そうだな… かかとに刃のついた靴になるな」

「やはり… それは私の姉君ですね」

勝手に設定を語り出すので無視して話をまとめる。

「つまりこいつも武器になれる… 舞ちゃんが触れたから舞ちゃんを主としている そんなとこか」

「ですかね… これはどうしたらいいんでしょうか…」

「まぁ一応は武器なんだし使ってから考えてあげれば?」

「そうですね …そういえば名前はあるのかな?」

考えもまとまり舞は男性に名前を尋ねる。

「名前ですか?…名前はないですのでお好きなようにお呼びください。」

「名前かぁ…考えるの苦手なんですよね…」

舞が考えてる間に他の皆で本を読んでいると名前が決まったのか舞は皆を呼ぶ。

「決めました!愚者の杖なので名前は『フール』です!」

「『フール』…良いですね なんて素敵な名前でしょうか ありがたき幸せ…」

名前も決まり部屋から出ると舞のところに通知音がする。

「EXシナリオがクリアされたみたいですね」

名前を付けて部屋を出ることがクリアのトリガーだったようだ。

「主様、私を使う場合は武器としての名前か私としての名前どちらかを呼んでいただければいつでも武器になりますのでなんなりと…」

「あ、ありがとう…」

主様と呼ばれるのに慣れないのか舞は少し困りつつ返事をする。

「性能も気になるしちょっと試しに行かない?」

†失羽の騎士†が楽しそうに舞の手を取る。

「確かに気になる… アンコさん達も行きますか?」

「ん?俺はナラシと少し話があるから…マーチは行けるか?」

「俺は暇だしな 同行するよ」

舞達は人の少ない狩り場に到着するとウキウキしながらフールのほうを見る。

「それでは… 『愚者の杖』!」

「仰せのままに…」

武器の名前を呼ぶとフールは光となり舞の手元に近づくと部屋の中に飾られていた杖の姿となった。

「これが… ステータスはどうなってるのかな?」

舞が武器の能力を確認すると驚いた顔で固まった。

「舞?どうしたの?」

†失羽の騎士†が近づくと口をパクパクさせながら舞が頑張って喋りだす。

「な…なんか…… なんかね?これね? 私のステータスがね?運以外ね?1になるのね?それでね?運だけね?運だけがね?カンストしてるの…」

そんな馬鹿なと思い†失羽の騎士†がステータスを確認すると舞が言ってたように運以外が1になり運だけが最大数値になっていた。

「アストマーチさん!この武器おかしいよ!」

†失羽の騎士†がアストマーチを呼んで確認する。

「いや…どうやらこれはステータスを好きなやつに極振りするみたいだね フールを武器にするときにモードを選択してそれに合ったステータスがカンストしてそれ以外は1になるみたいな感じだろう」

舞がフールを人の姿に戻して確認をする。

「その通りです ですがそれは私の前に置いてあった本に書いてあるはずですが…」

「あ…適当に流し読みしたからわからなかった…」

「なるほど…でしたら例えば私の名前を呼ぶときに最後に『徒花』と付けてみてください」

「わかった… 『愚者の杖・徒花』!」

さっきとおんなじようにフールが杖へと変わる。

しかし今度は杖を持つ舞の頭上に花のようなエフェクトが浮いていた。

「なにこれ可愛いんだけど!…とと、ステータスは…」

今度は攻撃関係だけがカンストしてそれ以外が1になっていた。

「なるほどね…難しいかもだけどこれは舞ちゃんにはうってつけの武器になりそうだ」

くぅ~wこれにてEXシナリオ編完結ですww

ってなわけで初心者二人の強化シナリオもさっさと終わらせたので次からはまた新しい話になりそうですね…


お楽しみに!

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