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アルカナオンライン 不遇の盾を極めた男  作者: 触手のお兄さん
始まり
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一章 1話《不遇な盾と初心者》

VRMMO『アルカナオンライン』

世界的に大ヒットしたこのゲームには昔、伝説になったプレイヤーがいた。だが約三年前に引退して姿を消した…

「ん~、ここの雰囲気も懐かしいな」

そんな伝説のプレイヤーとおんなじ不遇タンク職である『アンコ』はゲームのスタート地点である世界樹の街にて初心者二人と合流した。


「あ、お兄!こっち!」

「いたいた… 初心者だらけで探すの大変だったよ…」

「それを言うならお兄も新しいキャラなんだから初心者みたいなものでしょ」

アンコをお兄と呼ぶ彼女は『†失羽の騎士†』(本人いわく『ノーゼスウィング』と読む)である。職業はナイトライト、扱いやすい前衛の攻撃職だ。

「これで揃いましたね 足手まといにならないよう頑張ります!」

優しい口調で話す彼女は『舞』、マルチストという支援職を選んでいる。

「よし、とりあえず二人はチュートリアルからだな。俺はサブキャラだからスキップできたしここで待ってるよ」

「「は~い」」

二人を見送りアンコは近くの椅子に腰掛けた。

「二人が戻るまで俺がやってない間にあったアプデの確認でもしとくかな…」


チュートリアルでは簡単な操作や基礎を学ぶだけだったので案外早く二人は戻ってきた。

「アンコさ~ん、戻りました。」

「お帰り~ んじゃ昔俺が使ってた家まで行こうか。」

「お兄の家… どんな家だろう。」

街の中央から少し南に歩くと森林があった。

「この先にあるから迷わないようにね」

森林には一応だが道があったが獣道のような細い道だったので迷わないように二人はアンコの後ろにぴったりくっついて歩く。

しばらく歩くと開けた空間に大きな屋敷が現れた。

「ここが昔俺が使ってた家だよ。 まだ俺のアカウントで登録されたままだね。」

「す、凄い豪邸ですね…」

中に入るとこれまた貴族の屋敷のような玄関とホールが待ち構えていた。 少しすると奥からメイドが現れた。

「お帰りなさいませマスター。947日ぶりですね。」

「え?お兄… この人は?」

「この人ってかNPCだね。名前はランカ、この家の管理をしているんだ。」

アンコが紹介するとランカは軽く礼をする。

「とりあえず二人にはここの好きな部屋を使ってもらおうかな」

「いいんですか?」

「気にしなくて大丈夫だよ。部屋はいっぱいあるしね。」

「お兄と一つ屋根の下に住むなんてね…」

「おっとなにか不満か?」

「ふふ… 嬉しいんですよね~」

舞が†失羽の騎士†をからかう。アンコはここにキマシタワーを建設しようと考えた。

「んじゃ部屋でも探すか!」

「「お~!」」



話は少し遡りアンコ達が家へ移動しているときのこと…

「ん?初心者にしか見えないが先頭の盾持ちだけやけに歩き慣れてるような… しかも装備的にストレートガードナーっぽいな。 あんな不遇タンク選ぶなんて…まさかな」

とくに小説を書く勉強もせずに書き始めたので更新も遅いだろうし誤字脱字だらけだろうし読みにくいだろうけど楽しんでくれたら嬉しいです

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