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六話 衝撃
賊を討伐してから少し経って、俺はとてつもなく…困っていた。案内役の人が死んでしまって、どうやって戦場に行ったらいいのかわからなくなってしまった。いや、まぁ戻ればいいのだかが、案内役の人の死体の処理について困っていたのだ。
「う〜ん……どうするか、案内役の人の死体を置いていく訳にもいかないし、この人の相棒に持っていってもらうわけにもいかないし、う〜ん…」
そんな感じで考えていると、一つ案が浮かんだ、空間魔法でなんとかなるんじゃないか?という死者に対する冒涜の様な考えが浮かんでしまった。しかし、それ以降は幾ら考えてもいい案が思いつかない。
俺は案内役の人と竜に頭を下げて謝ってから、死体を収納した。と同時に収納してある物のリストが出てきた。そのリストを見て俺は驚いた。
だってそこには、もう会えないはずの仲間たちの召還石があったのだから。
短いので、明後日も投稿します。