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僕は、君のヒーローになる。  作者: ブラックキャット
第3章 魔法世界に狂わされた少女とある1人の男と千武族の戦い。
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絶望と立ち向かう心

  そこは、薄暗く、地下に繋がっている階段があった。彼は、ただ圧倒され、立ち尽くしていた。「ジロンさん、ここがあたしの家です。というか、元は、博士の家なんですけどね」ルビアに手を引かれ、ゆっくりと階段を降りていった。

「そ、そうか...」ジロンは、まず、状況についていけていない。彼女に強引にここに連れていかれたが、家と言うよりそれは、研究所と言った方が正しいだろう。

 彼らがいる所は、深い森を抜け、ルビアの家だけが、建てられていた。

 ジロンの近くには、本が所狭しと置かれている。

「ルビア?博士は、科学機関に詳しいのか?」

  ジロンの問い掛けに彼女は、頷いた。

「そうですね。もしかしたら、科学機関関連の資料があるかもしれません。あたしも全部把握してる訳ではないので、どこにあるかは、分かりませんが...」

  彼女の言う通り、何十物の本棚がびっしりと並べられ、これでは、把握のしようがない「そりゃこれだけあるもんな。こういうのは、ジスタが得意だからな、連絡してみるか」

  (ブルデゥゥゥン!)と電話音が鳴り響き、すぐに彼は、応答した。

「もしもしなんですか?ジロン」

「ジスタ?ルビアによると科学機関の資料あるらしいだが、手伝ってくれないか?」「別にいいですけど、ルビアについて聞きたい事があるんですが、いいですか?」「って言ってるんだが、ルビアいいか?」彼女は、頷いた。

 ジロンは、「いいってさ」と返した。

「そうですか。一応、俺が持ってる資料も持ってきますね」

「おう分かった。じゃあ、明日な」ジロンは、すぐさま電話を切った。彼は、試しに本を漁ってみたが、何か間に挟まれいて、どうやらどこかの地図だ。

「それ、科学機関の見取り図じゃないですか?」

「ホントだ...そう書いてあるな。すごく広くて、まるで迷路みたいだ」

 地図には、こう記されていた。一本道では、なく右に左に道がいくつも分かれ所々、バツと書かれていた。

「ルビア。これは、なんだ?バツって書いてある所...」

「それは、実験室ですね。魔物実験や魔物保管庫です」ルビアは、顔を覗かせ、

 そう言っていた。

「ふーん。ここが1番怪しいかもな」

  ジロンは、バツの所を指さして、険しい顔をしていた。

「そうですね。科学機関は、侵入するにしても何があるかわかりませんし、あのオークがいっぱいいるかもしれません」彼女の言う通りで、あの化け物達が群れでいると思うとおぞましくて、ジロンは、寒気がした。

「その可能性は、ありそうだな」彼らも侵入しようと思っていたが、する前から前途多難だろうな...。

 ──翌日────────

  ラブリーとジスタに国際科学研究所の見取り図を見てもらったが、険しい顔をしていた。彼らは、ルビアの家のソファに座り、資料を漁っている所だった。

「入口は、一つだけですね。正面突破しかできないとは、ある意味、難関ですよ」

  ジスタの言っている通りで出口は、ひとつしかない。抜け道さえあれば、逃げやすいが、ジロンの考え通りには、行かないらしい...。

「窓から侵入とかは?」ジロンの問い掛けにルビアは、首を横に振った。

「窓を割って入ったら、怪しまれますよ」

「それは、ルビアちゃんの言う通りかも...」

  彼女の横にいたラブリーは、頬杖をつきながらそう言っていた。

「ヒルアに催眠スプレーでも作ってもらいましょうよ。寝ている隙に侵入して...」

  ジスタは、そう言ったが、問題は、それまでどうやって中に入るんだろうか。

 彼らは、それで悩んでいた。

「それは、行けそうだが...どうやって侵入するかだよな、審査があるだろ。ICカードがないと、入れないんだよな。ルビア」ジロンは、横に振り向き、ルビアにそう尋ねた。「そうですね。でも、ここに博士のICカードがあります。博士は、ここの元研究員でしたから...」

  ルビアは、テーブルにあったICカードを拾い上げて、彼らに見せていた。

「それは、助かります。話なんですけど、聞きそびれましたが、ルビアは、ロボットなんですよね?」ルビアは、ジスタに向けて袖をまくっていた。

「確かにこれは、製造番号ですね?ルビアさん、資料を読んで知ったんですが、最近、科学機関では、あなたと同じようなロボットの開発を目指してるらしいですね」ジスタのその話を聞くと彼女は、俯いていた。

「もしかしたら、あたしのクローンがあるかもしれません。あの博士に誘拐されたことがあったので...」

「それは、警戒した方がいいですね」ジスタは、生唾を飲み込み、そう言った。

「はい。それに魔法が搭載されてるか。それとも、武器が...」ルビアでもそうだ。彼女にも武器や言霊術が搭載されている。警戒した方がいいだろう。ジロンは、黙り込んで、そう考えを巡らした。

「倒していくしかないね。世に出ていいものでは、ないし、とりあえず、行くしかないよ。協力してくれるよね?ジロン」ラブリーの問い掛けにジロンは、頷いた。「あぁ...覚悟は、出来ているさ」

「良かった。じゃあ、準備をどんどん進めていこう」

 ───────数日後─────

  ホワイト砂浜に皆が集まり、遅れてヒルアが来ていた。

「皆、早いのね、ジスタの言う通り作ってきたよ

 後、おばあちゃんにこれ渡されたの」

  彼女の手には、袋にいっぱいに入った毒粉だった。

「ヒ、ヒルア、それは、致死率なんぼ位なんだ?」

 彼女の薬袋を見るなり、ユージンは、そう尋ねた。

「おばあちゃんによるとこれは、時間経過系の毒だから、初期症状、吐き気、悪寒、頭痛しだいに全身の痙攣、これが悪化すると意識不明になり、最後には....」

 彼女の言葉を遮るようにパトラの怯えた声が重なった。

「あぁ...言わなくていいわ!ヒルア!怖い。なんでそんな粉作れるのよ?つまり致死率は、100%って事?」

「うん、おばあちゃんが魔物の一掃に使えって渡されたの。パトラ、そんなに怖がらなくても...」ヒルアは、彼女を心配そうに見つめていた。

「一旦、落ち着くわ。最近、災難続きでね」

  パトラは、項垂れ、ヒルアにもたれかかっていた。彼女よく見てみるが、黒いローブを被っていて顔がよく分からなく、彼は、険しい顔をしてしまう。

「ジロンさん。今日は、よろしくね」 ヒルアに微笑まれ、彼は、激しく動揺した。

「あぁ...君がヒルアか。白魔王のせいだといえ、国際指名手配までされて魔法世界を恨んでも仕方ないよな」

「恨んでないと言ったら、嘘になるけど...あたしは、絶望から始まる世界もいいと思うの?困難ばっかりだけど立ち向かうしか道がないから」

「···そうか、話が聞けてよかったよ。早速、侵入してやろうか」

 皆で高いビルを見上げていた。


 ───────パリーン!!?────

  彼らが何もしてないのに窓が割れ、外からでも悲鳴が聞こえていた。

「周りが危ないよ。あたしが護幕を張っておくから

 皆!先に行って」ヒルアは、巨大な幕を張り巡らし、窓の破片を防いでいた。

「ありがとう!ヒルア!」ヒルアに咄嗟にスプレーと毒袋を渡され、ジロンが受け取った。皆は、中へと入っていった。嘘だろう。彼らがそう思わず言ってしまいたい位に科学機関の室内は、オーク達が歩いていた。奴らに襲われたのか、研究員達は、倒れ込んでいた。「もう言わんこちゃない!!災難すぎる」

 パトラは、頭を掻きむしり、俯いていた。

「シンニュウシャ!!ハッケン!」人型のロボットが、彼らを指さしてオーク達にあっという間に囲まれていた。

「これは、予想外ですね。何らかの事故が起きたんでしょう。運が悪いとしか...」

  ジスタが珍しく困惑していたが、どうも対策がない。

「アッハハハハハハ!!勝手に入るからよ。こいつらは、一番偉い主人の言うことを聞くのよ」オークの背後に現れのは、アイラだった。だが彼女にも、ロボットは、警戒音を発していた。「シンニュウシャ!!ハッケン!」と彼らと同じように周りの残りのオークに迫られていた。「どういう事よ!!」

「俺が知りたいですよ。アイラ博士」

  彼女の振舞いによると、罠でもないが、今、わかることは、アイラという人間は、馬鹿だろう。全員一致でそう思っていた。ジスタの瞳は、呆れきっていた。


 次回に続く。



更新する度、読んでくださってありがとうございます

修正や文学の勉強に励みたいので

300ページを到達したら2ヶ月程

お休みさせていただきます。

文字数掲載となっているので前書きで

ページカウント致します、

決して!ネタ切れとかでは、ないので

ご安心ください(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)


感想やアドバイスやブクマも絶賛

募集しておりますのでよろしくお願いします

書き続けていると、不安になってきます

あたしも人間なんで、あたしは、面白いと

思って書いていますが皆様は、どうなんだろうと

考えてしまいます、だからこそ意見や

もっとこうした方がいいよとか誹謗中傷は、

嫌ですが、なんにも意見を寄せられない方が

辛いです(´・ω・`)


以前感想交換会で募集した作品を主に

読んでいきますが、おすすめの作品があったら

教えてください(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)

これからも頑張って彼らの物語を

書いていくのでよろしくお願いします(*_ _)




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