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3 エリスの葛藤

 まだ朝の光が柔らかい頃、エリスは鏡の前で落ち着かずに立っていた。クローゼットの扉は半開きのまま、机の上には候補に挙げた髪飾りが散らばっている。


「これじゃちょっと子どもっぽいし……こっちは、地味すぎるかな……」


 指先で布地をつまんでは離し、何度も姿を見比べる。今日は特別な日。カインとの“初めてのデート”なのだ。もちろん彼がそんなつもりでいるかは分からない。けれど、エリスにとっては間違いなく大切な一日だった。


 ワンピースを何度も着替えては脱ぎ、最終的に選んだのは落ち着いた色合いの一枚。胸元に小さなリボンがついていて、ほんの少し大人びた雰囲気を醸し出す。髪は鏡の前で慎重に整えた。普段なら軽く結ぶだけだけれど、今日は時間をかけて細い編み込みを加える。顔を傾けて確認すると、少しだけ背筋が伸びた。


「……よし」


 呟いても、胸の鼓動は落ち着かない。

 期待と不安がないまぜになり、まるで心臓が自分の意志とは別に跳ねているかのようだ。



 待ち合わせの広場には、人々が行き交い、屋台の準備をする声が響いていた。エリスは一歩進むごとに胸が高鳴り、足取りが不安定になる。

 やがて、見慣れた背中を見つけた瞬間――心臓が喉元までせり上がった。


「カイン様!」


 声をかけると、振り返ってただ一言。


「行くぞ」


 それだけだった。

 普段と変わらぬ、飾り気のない声。彼の服装も、昨日とほとんど変わらないように見える。新しく買った様子もなく、ただ実用的な服に身を包んでいるだけだ。


 エリスはほんの少し唇を尖らせた。


(……もう少し、何か言ってくれてもいいのに)


 せっかく時間をかけて選んだ服も、髪型も。気づいてくれるかな、と胸を弾ませていた自分が少しばかり馬鹿らしくなる。


 けれど、すぐに彼女は表情を整えた。

 ほんの短い溜め息を胸の奥に押し込み、笑みを浮かべて歩き出す。


「……うん。行こう」


 並んで歩くだけで、心の奥からじんわり温かさが広がってくる。手を繋ぐわけでもない。甘い言葉を交わすわけでもない。それでも――隣にカインがいるという事実だけで、十分に幸せだった。


 広場の奥へ進むと、通りの両脇に屋台がずらりと並んでいた。鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てて焼かれる肉の香り、甘い菓子を揚げる油の匂い、果物を絞る爽やかな香り――。人の声と笑い声が絶えず、陽気な音楽を奏でる楽団の音色まで混じり合い、そこはまるで小さなお祭りのような賑わいを見せていた。


「わぁ……!」


 エリスの目が大きく見開かれ、自然と足が止まる。何度も足を運んではいるけれど、こんなに活気に満ちていると感じるのはカインといるからかもしれない。人混みの中で背伸びをしながら、目移りするほどの屋台を見回す。


「……人が多いね」


 少し緊張気味に声をかけると、カインは足を止めず、無造作に人の間をかき分けて進んでいく。


「こっちだ」


 迷いも戸惑いもなく歩く姿に、エリスは慌ててついていった。


 カインが立ち止まった先は、香ばしい匂いを漂わせる串焼きの屋台だった。店主はにこやかに声を張り上げ、炭火の上で大ぶりの肉を焼き続けている。じゅわっと油が滴り、煙と共に食欲を誘う香りが立ち上る。


「二本」


 カインが短く告げると、店主は手際よく二本の串を差し出した。代金を払ったカインは、一方を当然のようにエリスへ差し出す。


「うまいぞ」


 唐突な仕草に、エリスは一瞬戸惑う。

 けれど次の瞬間、胸が熱くなるのを感じて、そっと受け取った。


「……ありがとう」


 恐る恐るかぶりつくと、じゅわっと肉汁があふれ出した。

 香ばしい香りと濃厚な旨味が口いっぱいに広がり、思わず笑顔がこぼれる。


「……美味しい!」


 頬を押さえながら、幸せそうに目を細める。その反応を見たカインは、口の端をわずかに上げた。


「だろ」


 たった二文字。

 けれどその声には、どこか誇らしげな響きがあった。エリスの胸はぽっと温かくなる。自分が喜んだことを、彼も少しは嬉しく思ってくれたのだろうか。


 串を食べ終え、次に立ち寄ったのは甘い香り漂う菓子の屋台だった。

 小さな紙袋に入った砂糖菓子や、色鮮やかな果実を煮詰めた飴細工が並んでいる。エリスはつい足を止め、飴玉を飾った屋台の棚を覗き込んだ。


「綺麗……」


 光を受けてきらきらと輝く小さな飴。

 子どもの頃に憧れた宝石箱を思い出し、思わず手を伸ばしかける。


「買うのか」


 背後からカインの低い声が落ちた。

 慌てて手を引っ込める。


「う、ううん!見てただけ」


 子どもっぽいと思われたくなくて、笑顔を作ってごまかすけれど、内心では少し残念に思っていた。

 けれど、次の瞬間。


「一袋」


 カインがあっさり告げ、袋を受け取ってエリスに押し付けてきた。


「えっ、ちょっと……!」

「いいからもらっとけ」


 短い言葉で片付けるその態度に、エリスは呆れながらも心臓が跳ねる。

 彼なりに気を遣ってくれたのだろうか。

 嬉しさを隠しきれず、袋を両手で抱える。


「……ありがと」


 視線を落としたまま呟いた声は、雑踏の中にかき消されてしまったかもしれない。

 けれどそれでも、胸の奥に広がる甘さは、砂糖菓子よりずっと強く感じられた。


 広場の喧騒の中で、エリスはふと考える。


(カイン様って、不器用だけど……優しいところ、あるんだ)


 串を渡してくれたこと。飴を買ってくれたこと。

 何気ない仕草に隠された温もりを思い出すたび、胸の奥がじんわり熱くなる。


 彼の隣を歩きながら、エリスは自分の頬が赤らんでいるのを感じていた。

 人混みの賑わいが、やけに心地よく響いてくる。その日常のひとときが、エリスにとっては、かけがえのない小さな幸せだった。



 屋台の賑わいから少し離れた通りに、小さな雑貨屋が並んでいた。

 窓越しに見えるのは、色とりどりの布小物やアクセサリー。外壁には乾いた花のリースが吊るされ、こじんまりとした雰囲気の中に温かみがあった。


「わぁ……入ってみたい!」


 エリスが目を輝かせて振り向くと、カインは少しだけ眉を上げたが、特に否定もせずに扉を押し開けた。


 からん、と鈴の音が鳴り、木の香りがふわりと広がる。

 店内は陽の光が柔らかく差し込み、棚には手作りらしい小物がぎっしりと並んでいた。革細工の小袋、繊細な刺繍が施されたハンカチ、可愛らしい動物の置物。その一つひとつに、作り手の温もりが感じられる。


「すごい!全部可愛い……!」


 エリスは夢中になって棚を巡った。

 カインは後ろで腕を組み、無言のままついてきている。けれど視線はちゃんと彼女を追っていた。


 奥の棚に、小さな箱が置かれていた。

 蓋を開けると、色とりどりの髪飾りが並んでいる。花を模したもの、月や星を模したもの、宝石をあしらったものまで様々だ。


 エリスの指先が自然と、一つの飾りに触れた。小さな白い花を象った、控えめで愛らしい髪飾り。


「……可愛い」


 思わず呟いた声は、自分の耳にも甘く響いた。だがすぐに値札を見て、表情が揺らぐ。


(……高い。今の私のお小遣いじゃ……)


 指先をそっと離そうとした、その瞬間――。


「それ」


 背後から低い声がした。

 驚いて振り返ると、カインが無表情のまま立っていた。


「似合うな」


 その一言に、エリスの頬が一気に熱くなる。


「えっ、あ、あの……!だ、大丈夫だよ、見てただけだから!」


 慌てて両手を振るが、カインは聞いていない。

 髪飾りを手に取ると、そのまま会計へ歩いていった。


「ちょ、ちょっと待って!本当にいいから!」


 小走りで追いかけるエリスの声も、カインの背中には届かない。

 店主に代金を渡し、受け取った小箱をそのまま差し出す。


「ほら」


 無造作に渡された小箱を、エリスは両手で受け取った。

 心臓がばくばくと鳴り、うまく呼吸ができない。


「……ありがと」


 か細い声で呟くのがやっとだった。


 店を出てからもしばらく、エリスの指先は小箱を大事そうに撫でていた。

 中には、あの白い花の髪飾り。

 さっきまでただ憧れていた小物が、自分のものになってしまった。


「……似合う、か」


 思い出すだけで頬が熱を帯びる。

 あの不器用な一言。飾らない口調。けれど、それが何より嬉しかった。


 横を歩くカインは、相変わらず無表情のままだ。けれどエリスには分かる。彼なりに、自分のことを思ってくれたのだと。


(私……特別、なのかな)


 ほんの小さな希望が、胸の奥で芽吹いていく。雑踏の喧騒も、空の青さも、今はすべてが輝いて見えた。


 それは、エリスにとっての小さな幸せだった。



 雑貨屋を出てからしばらく歩いた頃、カインがふと足を止めた。


「少し遅くなったが……昼にするか」


 短く言い、視線を通りの先へ向ける。

 エリスもつられて目をやると、赤い庇のかかった賑やかな食堂があった。客の出入りも多く、外まで漂う香ばしい匂いに思わず喉が鳴る。


「ここは旨い」


 そう言って迷いなく扉を押し開けるカイン。その自信のこもった声音に、エリスの胸は期待で膨らんだ。


(カインのお気に入りのお店なんだ……)


 自分の知らない彼の日常を少し覗ける気がして、嬉しかった。


 中に入ると、香り立つスープの匂い、鉄板で焼ける音、客たちの活気ある声が一斉に押し寄せてくる。

 二人が空いた席に腰を下ろしたそのとき――。


「あら、カインさん。また来てくれたんですね。今日は可愛い女の子と一緒なのね!」


 給仕の女性がにこやかに声をかけてきた。


「いつもの席にどうぞ。今日もおすすめ、仕入れてありますよ」


「……ああ」


 カインは特に驚く様子もなく、淡々と頷く。けれど“また”という言葉が、エリスの胸に引っかかった。


(“また”って……何度も来てるの?私とじゃなくて……?)


 ざわめく心を押さえながら、彼女は笑顔を作って椅子に座った。


 料理を待つ間。

 店内の賑やかさの中で、エリスはそっと髪飾りの小箱を抱きしめる。


(私のために選んでくれた……似合うって言ってくれた……)


 そうやって自分を安心させようとした、その瞬間だった。


「カイン」


 懐かしげな響きを帯びた声が背後から落ちてきた。

 エリスが顔を上げると、長い髪を揺らした女性がそこに立っていた。美しく整った顔立ちに、大人の余裕を漂わせた微笑み。


「久しぶりね」


 カインは視線を向ける。わずかに眉を動かしただけで、声には感情がない。


「ああ」


 その短いやり取りだけで、二人の過去を察してしまう。胸が締めつけられ、エリスは思わず唇を噛んだ。

 女性は自然な仕草でカインの隣を見やり、そこに座るエリスへと柔らかく笑みを向けた。


「新しい彼女?可愛い子ね」

「そうか」


 またも短く、無関心そうな返答。

 彼にとっては当たり前の反応なのかもしれない。だが、エリスの耳には“どうでもいい”と突き放されたように響いた。


「また近く、買い物に付き合ってくれないかしら。ソファを買いたいのよ」

「知らん」


 女性は軽く肩をすくめて去っていった。残された沈黙の中、エリスは笑顔を崩さないよう必死だった。


「……知り合い?」


 ようやく絞り出した声は、少しだけ震えていた。


「昔な」


 それ以上の説明はなく、会話は途切れる。

 店員が運んできた料理の香りも、今のエリスには何も届かなかった。


 食堂を出ると、外の空気はもうすっかり夕暮れの色を帯びていた。茜に染まる空が街並みを照らし、人々の影が長く伸びている。通りの賑わいはまだ続いていたが、昼間の喧騒とは少し違い、どこか落ち着いた雰囲気が漂っていた。


 エリスは並んで歩くカインの横顔をちらりと盗み見た。彼の表情は変わらない。淡々と前を見据えて歩いている。その無骨な横顔を見ていると、不思議と胸がざわめいた。


(あの人……元カノ、なんだよね。カインにとって、私はどう見えてるんだろう……)


 雑貨屋で芽生えたあたたかな想いが、あの一言――「新しい彼女?可愛い子ね」に押し流されるように、どこかに沈んでしまった気がする。

 それでもエリスは、唇に笑みを貼りつけた。


「……今日は楽しかったね!」


 無理に明るい声を出す。胸の奥の痛みを隠すように、わざと軽い調子で。


「ああ。また行こう」


 カインの返事は相変わらず短く、平板だった。けれどその一言が、彼なりの約束であることも分かっている。

 それが嬉しいのか、寂しいのか――自分でも判別できなかった。


「……うん」


 小さく返事をして、視線を落とす。

 両手の中には、小さな箱。雑貨屋で買ってもらった花の髪飾り。まだ開けていないけれど、箱の向こうに確かに自分だけの宝物がある。


 二人の間には、しばし沈黙が続いた。

 人々の笑い声や屋台の呼び声が遠くに響く中、エリスの心臓の鼓動だけがやけに大きく感じられる。


(どうして、こんなに胸が苦しいんだろう)


 昼間はあんなに楽しかったのに。

 串焼きを頬張ったときの幸せ、髪飾りを手渡されたときの胸の高鳴り。

 それらは確かに存在していたのに、今は小さな棘に覆われて霞んでしまっている。


 それでも――。


 エリスはそっと夜空を仰いだ。

 夕暮れの茜が徐々に群青へと変わり、星がひとつ、またひとつと顔を出していく。


(大丈夫。私は、彼と一緒にいることを選んだんだから)


 自分に言い聞かせるように胸の奥で呟き、手の中の小箱をぎゅっと握りしめる。


 夜風がそっと頬を撫でた。

 冷たい風の中で、彼女の笑顔だけが小さく揺らめいていた。



 夜。

 街の喧騒が静まり、食堂の明かりを落としたあと。

 エリスは一人、窓辺に腰掛けていた。


「……付き合うって、なんだろう」


 小さく呟いた声が、夜気に溶ける。


 カインの隣にいられるのは幸せだ。

 彼が少しでも笑ったら胸が弾む。

 手を取られれば、それだけで世界が輝くように思える。


 ――でも。


 心の奥に積み重なった小さな棘が、じわじわと疼いていた。

 今日のカインに決して悪意はなかった。

 けれど、どれもエリスの心を冷たくさせる出来事ばかりだった。


「私は、カイン様が好き。大好き」


 声に出すと、胸の奥に温かさが広がる。

 けれど同時に、苦しさも込み上げる。


「……でも、カイン様は?私のこと、好きなのかな」


 答えは、ない。

 彼は「気まぐれ」としか言わない。「試しに」としか言わない。


 ――それでもいい、と思っていたはずだった。


 けれど。


「一緒にいて、笑ってるのは私だけじゃないのかな」


 呟いた瞬間、胸の奥が痛んだ。涙が滲む。けれどエリスは、ぐっと唇を噛み、笑みを作った。


「……私が頑張れば、きっと」


 そう自分に言い聞かせる。

 けれど、その笑顔はひどく頼りなく、夜の闇に溶けていった。




 その日は突然やってきた。

 ある昼下がり。


 食堂の扉が開き、カインと女性が入ってきた。


「よう、腹が減った。何かあるか」

「カイン様!いらっしゃいま……せ?」


 エリスは嬉しそうに駆け寄ろうとした。

 だがその隣には、見覚えのある長髪の美しい女性が寄り添って立っていた。


 通りすがりの客のひそひそ声が耳に入る。

「さっき広場でカイン様を見たわよ」

「前に付き合ってた令嬢じゃない」

「変わらないのねぇ、あの人」


 エリスの心臓が凍りついた。


「……前の、彼女……?」


 注文票を持つ手が震える。


「ああ。でももう別れてる」


 女性はふわりと笑い、エリスを見て柔らかく言った。


「心配しないで、彼女ちゃん!私たち今は普通の友達なの。たまたま会ったから、美味しいご飯を食べにきたのよ」


 大人の余裕を纏った笑顔。

 綺麗で、余裕があって――まるでお似合いだった。


 彼は何事もなかったように腰を下ろし、当たり前の顔で注文する。


「ここのシチューは旨いからな。食べに来た」


 その言葉に、エリスの胸がぎゅっと締め付けられた。


(どうして。どうして前の人と一緒にいるその足で、私のところに来られるの?)


「……カイン様」


 かすれた声が漏れる。


「ん?」

「あなたにとって、私は何……?」


 問いかけた瞬間、カインの黒い瞳がわずかに揺れた。

 けれど返ってきたのは、やはり曖昧な声。


「……お前は、お前だろ」


 その一言で、エリスの心に溜め込んできた痛みが静かに崩れ落ちた。


「やだ可愛い!若いわねぇ。私も若いツバメと付き合おうかしら」

「お前は相手にされないだろ」

「んもう、失礼ね!」


「…ではごゆっくり」


 周囲の笑い声が遠くに響く。

 足早に厨房へ戻るエリスを、兄弟たちが心配そうに覗き込んでいた。


「姉ちゃん……」


 涙が込み上げそうになる。けれど必死に笑顔を作って返す。


「ほら、お昼時は手を止める暇なんてないわよ!稼ぎどきなんだから!」


 ――泣いたら、この子たちが困る。

 それだけを支えにして、仕事に没頭した。



 やがて食事を終えた二人が立ち上がる。


「……ごちそうさま」

「美味しかったわ。また来るわね」


 エリスは震える笑顔で、深く頭を下げる。


「――ありがとうございました」


 それは店員としての挨拶であり、

 彼への恋を終わらせる、精一杯の別れの言葉でもあった。


(もう、これ以上は……無理だ)

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