注意点:レビューに書かない方が良い「悪いこと」
この作品が主にレビューについて語るものなので「レビューに書いてはいけない」と銘打ちましたが、「人目につく場所に堂々と書いてはいけないことはレビューにも書いてはいけない」というある意味当たり前ことなので、そう難しい話でもないですね。
悪口や誹謗中傷など悪意に基づく書き込みは公式で明確に禁止されていて論ずるに値しないにしろ、問題は「これはどうなんだ……?」という微妙なラインの内容。
度々見かけるものだと
「誤字・脱字が目立つ」
「単語の使い方や言い回しが誤っているなど不自然な文章が散見される」
「キャラクターや物語の設定に矛盾や不自然さが生じている」
など、作品の問題点ではあるかもしれないけれどもそれわざわざレビューに書いちゃう……? と個人的に感じてしまうものがありますね。
具体的に書くと
「話は面白いけど誤字・脱字が目立つ」
「不自然な文章が多くて話に集中できない」
「序盤は〇〇と言われていたものが最近は△△になっている。どちらが正しいのでしょうか?」
みたいな感じになりますかね。
別に自分が言われてる訳でもないのに何故か心が痛い……!
とはいえ前話で触れた通りレビューにネガティブなことを書いてはいけない以上、この辺のことについては例え事実だとしてもなるべく触れない方が良いと思います。
とはいえ作品自体は大好きだけど人に勧めるにあたってどうしてもあまり良くない部分にも触れざるを得ないような場合は
「誤字・脱字が散見されますがそれが気にならないほど物語が面白い」
「設定のブレが気になりますがそれを補って余りあるほど世界観が魅力的」
など気になる点はなるべく抑えめに指摘しつつ、気になる点を指摘することで逆に良い面を強調する、という風な言い回しをすると良いのではないかと思います。
それに加えて、良くない部分に触れることで悪印象を与えてしまわないよう、言葉遣いや言い回し等を含めて最大限の気遣いや配慮をするのも大切ですね。
手間暇をかけてレビューを書こうと思った以上きっとその人は
「好き>>>苦手」
「面白い>>>つまらない」
という図式になるくらいには作品を好きor面白いと思ってくれているはずなので、気になったり引っかかった部分があったとしてもなるべく目を瞑って欲しいなあと思います。
そして自分が好きで他の人にも好きになって欲しいような良い部分、そこを前面に押し出すレビューを書いて欲しいなあとも思うのであります。