レビュータイトルとは?
レビューを書く際に必須となる項目で、主に作品の魅力的な点やレビュー内容の要点について、8文字以上~100文字以内で端的に書くことになる場所ですね。
……ですがこれ、そもそもこの項目で読む人の興味を引けないとレビュー本文まで見に来てもらえない可能性があることを考慮すると、作品を広めたくてレビューを書く場合は実は本文を書くより難しいんじゃないか? という気がします。
瞬間的にある程度内容を伝えることの出来る文章の重要性は理解出来るにせよ、突然コピーライターの真似事をさせられる我々の気持ち。
まあ難しくてもやるしかないことなので、とりあえず思いつくタイプを挙げて行きます。
①「面白いです!」や「感動しました!」のような一言感想系。
これだけだと作品内容が分からないながらも、「作品を読んでレビューを書くほどの何かを受け取ったんだろう」と思わされるような熱い情熱を感じられることも多く、興味を持たせるという点では割とアリな気がします。
とはいえこれを選択する場合、何をどう面白いと感じたか? といった詳細についてはレビュー本文で補完して欲しいですね。
②「周りに支えられ徐々に強くなる異世界転生作品」や「偶然の出会いから始まる学園恋愛作品」のように大まかな要素+ジャンルを組み合わせた形。
無難で書きやすいタイプだと思います。自分もこのタイプで書く事が多いかも?
理解しやすい&読み始めやすいのが利点だと思いますが、紹介があっさりしているためこちらもレビュー本文での補完がメインになるタイプと言えるかもしれません。
③「かわいい動物が沢山出てきて癒される」や「ドロドロの情念渦巻く百合作品」のように作品の一要素をピックアップする一点突破型。
特化型ゆえにその要素に拒否感が無いのであれば「おっ?」と興味を引かれやすいタイプな気がします。読む側のその要素への興味の有無で訴求力に天と地ほどの差が出るタイプでもありますね。
他タイプに比べて汎用性には劣るものの、「このワードに惹かれる人だけを狙い撃ちや!」というくらいに思い切っているならこれはこれでアリだと思います。
④特質型。
上記①~③に当てはまらないタイプ。
格言や名言、初見では何のことだか分からない文章など、個々のレビュアーの独特のアプローチが良い意味で活かされているタイプですね。これについては具体例が出しづらいです。
感性の暴力や表現力・文章力の暴力とでも言えそうな、①②③それぞれを更に先鋭化させたような感じのものが多く、書き方というよりはレビュアーの個性を発揮して書いた結果こういう風になっちゃうこともあるってくらいの特例でしょうか。
メガテ〇の悪魔合体で超強い仲魔が誕生するみたいな感じかも。
こういう形式でこれはすごい! と思うレビューがあったとしても、下手に参考にしようとするとスベるタイプでもありますね……。
カテゴリ分けできそうでパッと思いつくタイプはこのくらいでしょうか。
どのタイプも一長一短あるので
「その作品において自分の伝えたい要素を表現するのに一番近いタイプ」
か、
「自分が書きやすいタイプ」
を選ぶと良いのではないかと思います。
レビュータイトルだけでグッと興味を引くことの出来る人は本当にすごいです。
自分もそうなりたい。