ニートはつらいよ闘病記
ちなみに、52歳はニートとは呼ばないんですが他に呼び方がないので、高齢ニートと呼称しています。
こまったこまった、最初の異変は2022年1月のある日、
突然動くと息切れがはじまるようになった。
まー運動不足だしなと気にせず過ごす。
これがひどくなりはじめるのが4月すぎだったように思う。今度は安静にしてても息切れする、あ、これはヤバイと真剣に考えだすも、親にこれ以上迷惑をかけたくなくて我慢する。もちろん病院に行くのが怖いというのもあった。
この頃から食欲が全くなくなって、食べ物を見るだけで、気持ち悪くなる。アイスやプリンなどがかろうじて
喉を通る次第。どんどん痩せていく、トータル入院時には20キロほど痩せていた。
6月に入った頃今度は両足がパンパンに腫れはじめ、2倍ほどになった。動くのも苦労する。決定打は精巣までがテニスボールほどに腫れあがった事だった。
ここから6月下旬救急車で運ばれるまで、地獄の日々だった。死んだ方が楽になれるんじゃないかと本気で思った、52歳で無職など社会の何の役にも立たない、高齢の親にも迷惑をかけ続けただの穀潰しだったのだ。
いままで考えないようにしてきた事を、今更ながら考えさせられ出た結論は
自殺しよう
だった。
包丁を持って風呂場へ行く、ここでどこかしら刺せば楽になれる、なれるのに出来ない。怖くてしょうがない
自分には死ぬ勇気すら無かった。
結局死ねない、耐えられないのでは病院に行くしかないのか、とその日の夕方救急車を親に呼んでもらった。
救急車の中でもいろいろあったんですがそれは次回に