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第四話 修羅場?死ぬの?私は死ぬの?

前回までのあらすじ。

魔王「やったぜ!少女をお持ち帰りだぜ!うひひひひ!」

サナ「( ^ω^)・・・」

はっ!として、目を覚ます。

ここって、どこだ?

私って死んだんだっけ?

そういって、思い出した。あの白い少女。サナのことを。

そして、身震いした。あんなのがまだこの世界にいる。そして、それ以上の魔王という名を。


私は息を整えつつ、あたりを見回した。


外は暗い。今が昼なのか夜なのかは分からんけど。

うーわー。ひょっとして、ここって魔王城とかそういう落ち?

しかも、私って囚われたお姫様じゃなく、エルフっ子?


いや。それにしてはこの部屋は綺麗すぎている。

私は捕虜の立場としてはここは客室か何かだろう。

そして、次に私は自分の身体を見ると、褐色の肌になってた。


は?


いやいやいやいや。おかしい。

理由としてはあの稲光。黄色の閃光しかない。あれで、絶対に死の予感がした。

なんか、わからんけど、どうやら、私の身体の変化はそれだけだった。


「だ、ダメですよ。姉さま」


「いいじゃない。ちょっとぐらい。エルフの子って珍しいしさ」


廊下で少女の声が聞こえた。


「だ、ダメですよ。まだ、心が不安定じゃないんです!今、彼女に会ったら、どんな目に合うか」


「大丈夫だって、あの子寝てるんでしょ?」


そういって、ドアを開けた。


「あっ!」


そういわれると、ドアを閉めた。目には双子が映った。しかも、メイド服。


「どういうことよ?起きてるじゃない!」


「いや。私に言われても…」


「あなた達!何をしているの?」


突然のしっ責。それによって、たじろぐ二人。


「さ、サナ様!」


ええ!?


な、何だって!?


あの白い少女。サナが近くまで来ている。

そして、サナ自身がドアを開けた。

私はあわてて、ドアの遠くのベットの陰に隠れる。

しかし、完全に隠れてはいないので。諸々、見えるようになっている。

とことこと私の隣まで来て。


「大丈夫?」


といった。


は?


いや。大丈夫じゃないんですけどー。

私、普通にコミュ力ゼロだから。

いやー。誰か、助けてー。プリーズ!


「いや。サナ様。普通にビビってます」


そう冷静に言われて、はっと我に返る。サナ。

おいおい。この人大丈夫ですか?

この人、自分のしたことを忘れてはないだろうか?


「フェルミナ!フェリシア!」


「「は、はい!」」


二人が返事をする。


「説明よろしく」


ええー?

ここまで来て、丸投げ!?

私が思ってた以上にこの人たちは戦闘以外は相当のヘタレなんじゃないだろうか?

一日二話までが限界。いや。頑張れば、三話まではいけるか?

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